山門水源の森 
滋賀県西浅井町    2004.10.13   T&A

エゾリンドウ

湿原管理事務所8:50~ピーク(510m)~湿原10:35~事務所11:10着


湿原の花ミツガシワが美しく咲くと新聞で紹介されていましたが、敦賀市に行く途中で何度も
前を通るものの足を向けるチャンスがなく、今回思い切って行って来ました。
今や季節は秋と言っても紅葉には早くキノコの森歩きになりました。
浅井町の斎場横の駐車場に止め、少し入ると案内の看板があります。
入り口
今日は麓では『野分』の強い風が吹き、暑かった夏景色から確実に秋景色になりました。
山道を少し入った所に真新しい木造建築の管理事務所があります。
管理人の方と偶然出会いこの森の簡単な説明を受けることが出来ました。
熊目撃情報はありませんがスズメバチがいるので注意を受けました。
暑い夏には大発生するとテレビで報道されていましたがやはりね!!
健脚コース5キロの外回りを行くことに。
 アカガシの木 
アカガシの森やブナの森と散策路には木製の手すりがあったり、木製の階段等
自然にやさしく道も手入れがされていて藪コギしなくてすみました。
キノコが多く名前が解らない物ばかりですが食べられるか?否か?それが問題だ!!
管理人の方によると510mのピークは名前が昔からないのか地元の人に聞いても
判らないとのこと、又ピークは知らない間に過ぎてしました。
私としては標示がホシカッタヨ!!
ヒノキの森の間から牧場が見えましたが通行止です。牧草の種が湿原の生態系を変えてしまうからです。
湿原の後ろがピーク
 
南部湿原の展望台からは今は花もなくヌマガヤが目立ちます。
高層湿原はひっそりとして見を楽しませてくれるものはなく季節を替え違う顔が見たいものです。
エゾリンドウの花が目に付きましたが、これを改良したのが花屋さんで売っているリンドウの原種とは、
今日管理人さんの話を聞くまで知りませんでした。
この湿原にはサギソウやトキソウが咲きおまけにハッチョウトンボも沢山いるそうです。

この森には日本海側と太平洋側の生き物の接点になっています。そのことはブナ『日本海側』と
アカガシ『太平等側』が隣接して分布していることからもわかります。このブナも280mという低い場所
から見ることができます。(山門水源の森) ホームページもあります。

出遭った人  3人
出遭った鳥  カケス
出遭った花  センブリ コウヤボウキ アキノキリンソウ エゾリンドウ アキチョウジ

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