中央アルプス縦走(木曽駒ヶ岳~空木岳)
長野県駒ヶ根市 木曽駒ヶ岳2958m 宝剣岳2931m
檜尾岳2728m 熊沢岳2778m 東川岳2671m 空木岳2884m
2000.9.18~20 2人
9月18日 自宅3:00→彦根IC→中央自動車道駒ヶ根IC8:10→菅の台駐車場8:20→
バス8:42→ロープウェイ(8分)→しらび平→宝剣山荘9:00→
木曽駒ケ岳10:10→ 山荘 伊那前岳まで
19日 山荘発5:30→宝剣岳5:50→三ノ沢岳別れ6:30→濁沢大峰7:50→檜尾岳9:25→
熊沢岳11:25-昼食12:00→東川岳13:35→
木曽殿山荘着14:05
20日 山荘発5:30→空木岳7:10→ヨノ沢の頭9:35→小地獄・大地獄10:00→
池山小屋11:30(昼食)12:30→三本地蔵13:00→駐車場着13:50
9月18日
早朝出発。高速も早朝とあってスムーズに行くが体がシャンとせず休憩が多く
なんとか駒ヶ根の駐車場に着く。
3日分駐車料金1200円とバス・ロープウェイ(2人片道
5160円)を払う。待ち時間無しでしらび平へ。
思ったより狭く千畳敷カール(500坪)とは 上手くつけたものです。お花畑で有名だが既に終わっていました。
山荘で宿泊の手続きを して木曽駒が岳へハイキング気分で行きました。
富士山、北アルプス、南アルプス、八ヶ岳 なんと立山方面まで見えました。
日頃の行いが良いのだと悦に入っておにぎりを食べました。
時間が余って伊那前岳まで行ってしまい、
あくまでも澄み切った空気の中3000m級の 山並みを寝転がって眺めていました。
御岳のよく見える所で持参の牛丼と味噌汁の夕食。
夕日が沈むのを焼酎を飲みながら眺めて山荘に戻りました。
宿泊者は50名位かな?
9月19日
パンとコーヒーで朝食を済ませ御来光と共に山荘発。宝剣岳は20分位でした。
下りは危険地帯で千畳敷カールを見ながら岩場を降りま
す。極楽平まで来ると余裕になり 話に花が咲きました。2つ目のピーク濁沢大峰の危険地帯に入ります。
鎖、アングル、マーキングはしっかりしているのでいいのですが、3点確保。154cmの私は膝、お尻と4点5点確保の状態
です。
第3のピーク檜尾岳は広く気持ちのいい所です。振りかえれば宝剣岳がスッキリとしていて空木岳との中間点です。
まだまだ先があるのでミカンと水を補給。御岳や三ノ沢岳を右に見ながら木曽川からの風が気持ち良く伊那谷に廻り込むと暑かった。
ここからキツイ個所が随所にあり思ったより時間がかかりました。第4のピーク熊沢岳に着いた時はホッとしました。
6~7畳 程の巨石が並び奇観を呈していました。昼食のラーメンは美味しかった。砂礫と這い松の中やっと杖を出して歩きました。
鞍部の所へ来るとアサキマダラが南へ渡っていくので思わず偉いなあ
と感心しました。
砂礫を降る時はヨチヨチ歩きで、岩から岩へ行くときは僅かな隙間を見つけ足を噛まれないようにします。
第5ピーク東川岳の直前に直登の岩に出て緊張しました。
山荘への 下りは崩壊が激しく土嚢で道が造ってありました。山荘に着いてすぐ木曽義仲の力水を汲みに行きました。
山荘の内装はウッディで明るく気持ちの良い所です。今夜の宿泊者は25名位。
9月20日 パンとコーヒーで朝食を済ませ空木岳の登りに身体はまだお目覚めでないのに直登なのでビックリしています。
第1ピークまで来ると岩と砂礫の連続です。大岩を腹這いになりながらクリアーすると空木岳山頂です。
風が強くすぐ下山しました。這い松と砂礫の池山尾根を南
アルプスを眺めながら下ります。
駒石の巨石は大迫力でした。小地獄・大地獄は梯子とワイヤー
が付けてあったので安心して通れました。
下りは長く辛かった。駐車場に着いた時はヨレヨレ
状態でした。快晴3日間の山旅は終わりました。
早太郎温泉で汗を流し比良に帰りました。
出会った鳥(蝶) ホシガラス 岩ヒバリ サシバ3羽 (アサキマダラ 数十頭)
出会った動物 オコジョ1匹
出会った花 トリカブト シャジン