9月 

秋分の日     2008.9.23(火)

我が家の恒例のこだわりの鷹の渡り観測に今津町の箱館山に行って来ました。
今年はハチクマが目の前で鷹柱を展開しこんな情景は初めてなので感動もんでした。
滋賀県の定点観測地は能登川町の猪子山と石山寺の岩間寺が有名です。
私達が決めている箱館山は山歩きを兼ねてるのと琵琶湖の景色が1級地で、ここにこだわっています。
キノコもたくさん出ていてついつい触りたくなりこれ、毒やろうなと言いながら転がして触ってしまいます。
アサキマダラ(蝶)もこの時期に南に向かってあの小さな身体で飛んでいくのです。
自然界の生態系は知れば知るほど不思議がいっぱいで人間の能力以上に営みがあるのですね。

ハチクマ(望遠レンズで撮ったのではありません)

比良駅前の地下水を汲みに行くと大津市主催の家族で稲刈りのイベントが模様されている最中でした。
小さな子供達が刈り取られた田んぼで生き生きと走り回っていて楽しそうでした。
この季節になると稲刈りの後には彼岸花が咲き里には赤とんぼが飛び交います。


中秋の名月     2008.9.15(月)
昨日は中秋の名月(陰暦8月15日)で今日15日が満月です。
秋らしく田舎道ではススキの穂や萩が咲き朝晩過ごしやすくなってきました。
月にまつわる俳句や短歌は多いですが悲しいかな私は一句のひとつもひねれないので・・・・・
私に代わって芭蕉さんがここで登場
 鎖(じょう)あけて 月さし入れよ 浮御堂
 けふの今宵 寝る時もなき 月見哉
昨夜は見事な月明かりに照らされた我が家の庭では、秋の虫達の大合唱にスポットライトをあびているようで
さながらコンサート会場のようです。
秋が深まるにつれ夜が長くなりますが若くはない身、夜更かしが出来なくて朝早く目が覚めてしまいます。
夜明けが待ちどうしくて・・・ 早朝畑にでます。
白菜の芽が思いどうりに出なくて3回目にやっと芽を出し、今年の植え付けぶんはなんとかなりそうです。
カブラの新芽に青虫が付いて手でつぶしていますが、私は蚊に食われ虫刺されのキンカンを必要とします。
オクラは葉巻き虫にやられ葉がボロボロになり、花がかろうじて咲いているのでぬかずにいます。
無農薬農業はこの規模で限界かな?。 
出荷する分まで無農薬でとなると気の遠くなるような労力が必要です。
ゴーヤも抜こうかなと思っていると小さな実が出来、これも抜くにはしのびなく  意外にシツコイな、、、
比良駅前にこんなもの見つけました。
23日に子供たちが稲刈りをするそうですが台風が来てひどいことにならなければいいのですが。
それに当日の天気が快晴でありますように。


群馬県の山      2008.9.5(金)
              
恒例の遠出山行(谷川岳、赤城山、草津白根山)から無事帰りました。
山の道具を片ずけて洗濯物を干していると怪我もなく楽しめることが出来しみじみと幸せに感じました。
群馬県の山は初めてで、昔から「上州の空っ風とカカア天下」と言われている場所ですが、
出会った人たちはとても親切で、これまでに訪ずれた中で一番気持ちの良い県でした。
当初予定した苗場山は天気が思わしくなく、又、スタート地点も今ひとつなので急遽(赤城山)に変える事にしました。
水上温泉「ふれあい交流館」の温泉の従業員の方に道を尋ねると、壁に貼ってある地図を剥がし、コピーまでして
登山口を教えていただきました。
これであまり下調べもしてなかったけれど何とかなりました。
関西言葉が懐かしいと話しかけてこられた年配の女の方等、素敵な山旅がいっぱいでした。

展望台から白根山(地蔵岳)を望む 湯釜

今日が鵜川の白鬚神社のお祭りで、北比良では昔からの言い伝えでこの時期が
大根やカブラ等秋の種蒔きをするのに適していると言われています。
朝からジャガイモの種植え、大根の種まきをしました。
まだまだやぶ蚊がうるさく付きまとい蚊取り線香持参の作業の中汗をしっかりかきました。
カブラの新芽には青虫が付きこれから退治しなくてはならないので毎日にらめっこです。
トウガラシ、ピーマン、モロヘイヤ、オクラ、は元気で~す。

8月

地蔵盆                           2008.8.26(火)
比良の里は山から石(花崗岩)がよく採れて昔は近江灯篭の産地として石屋さんが多く在ったそうです。
今も近江舞子には大きな石屋さんがあります。
地蔵様はこれが?という形のものまでいろいろありますが、我が家の周りには三体おられ毎年お菓子をお供えしています。
夕方(23日)に大雨が降った為いつものお祭りはなくて薄明かりに照らされたお地蔵様は小雨の中で少々寂しげでした。
幼い頃の京都のお地蔵様が盛んな頃が懐かしく思い出されます。
10時と午後3時のおやつ、福引、数珠回し、ろうそくの明かり、又公園で大きなスクリーンに映画を見たこと。
夏休みも終わりに近ずき宿題が気になりだす頃です。
朝夕涼しくなりテラスの蚊帳生活も今年は終わりです。
テラスの蚊帳(白と紺) フウチョウ草がフラフラ
テラスの蚊帳生活はモルゲンロートに輝く堂満岳を見、ツバメ、スズメ、カラス、ゴイサギ、トンビ、メジロ等夜明けと共に
目が覚め夏の寝苦しい夜もなんのそので、クーラー、扇風機が苦手な私には
快適な夏の夜を過ごせ、我が家でアウトドア満喫できるのも田舎暮らしの良さかな。
今の時期は夜にエンマコオロギ、カネタタキ、クツワムシ、あと判らない虫達が盛んに鳴いてます。
庭の月桂樹を剪定していたらメジロの巣を発見しました。春に2羽のメジロが盛んに月桂樹の辺りを飛んでいましたが、
巣にはまったく気がつきませんでした。
ビニールの紐もありました

 小さい秋みつけた♪♪             2008.8.14(木)                 
立秋の8日の夜に田んぼからかすかな虫の音が聞こえ、10日にはツクツクボウシが鳴きだしました。
先週はあんなにうるさく鳴いていたセミ達もここ2、3日であまり鳴かなくなりました。
畑のオクラがイエローの可愛い花を次々に咲かせ朝夕に観察しています。
それと言うのも成長が早いのでしっかり確認しないと収穫期を逃してしまいます。
軽く湯がいて自家製のポン酢(夏みかん使用)で頂くのが私は一番好き。
オクラとモロヘイヤを我が家の畑で頑張って栽培し夏バテしないよう食卓にお出ましです。
(オクラ)
原産地はアフリカ北東部(エチオピアが有力)で、熱帯から温帯で栽培されている。エジプトでは、
紀元前元年頃にはすでに栽培されていた。アメリカ州では、主に西アフリカから移住させられた
奴隷によって栽培が始まり、現在でもアメリカ合衆国南部、西インド諸島、ブラジル北部など、
アフリカ系住民の多い地域でよく栽培されている。熱帯では多年草であるが、オクラは少しの
霜で枯れてしまうほどに寒さに弱いために、日本では一年草となっている。
(モロヘイヤ)
モロヘイヤは、古代からインドやエジプトを中心とした中近東でも広く栽培・利用されてきました。
「モロヘイヤ」というのは、アラビア語の「王様の野菜」という意味。どんな薬を飲んでも治らない
重病の王様がモロヘイヤのスープを飲んで治ったとか、王族以外には食用が禁じられていたなどの
古代エジプトの話に由来しているようです。

バジルは葉が成長してきたので採取して冷凍しました。
今日は村の盆踊り(江州音頭)や、バザーが公園で模様されます。
帰省の人たちも参加して村の中はにぎやかな人々の声が行き交い、お盆の田舎らしい雰囲気です。

モチの木とセミ               2008.8.5(火)

我が家に直径20cm位のモチの木があります。
何の為にご先祖様が植えたのかわかりませんが何年か毎に大剪定し風通しよくします。
しかしセミ達はこの木が大好きでアブラゼミ、クマゼミが止まり、しばらくするとツクツクボウシが啼きます。
夜明け前からセミしぐれは大変な音量になりモチの木はさながらセミの会議所のよう。
水を撒き追い払おうとしますがすぐに戻り人間のおろかな行為を無視するかのように、
益々激しさが増しよけいに暑く感じます。
ある朝もちの木にクマゼミが後ろ下がりしてアブラゼミ3匹の居る地点まで来ると脅かし追っ払いました。
この世界にも強いものが勝ちかと思っていましたが、なかなかアブラゼミも負けてはいませんでした。
あわてて逃げ出したアブラゼミの1匹が戻りクマゼミにパンチを食らわして逃げていきました。
柿、椿、金木犀の木が近くにありそれらの木にも居るので下に立っていると頭痛がするほどです。
別にその場所に行かなくてもよいのですが。。。。
今年もラベンダーの花と茎をはさみで細かく切お茶パックに詰めました。
枕の中に入れると安眠効果があり、知り合いに差し上げます。
バック、ロッカー、等に入れるのも良い香りがし半年位は持ちます。

サテ 何匹いるかな? 後ろにも何匹かいるはず。
以前この近くでセミの冬虫夏草(きのこ)を発見しました。


 




7月


酷暑、炎暑、猛暑            2008..29 (火)

今年の夏は大変な酷暑、炎暑、猛暑になり身体が変になりそう。
昨日にやっと雨が降りましたがこれが大変な大雨になり日本海側に水害の報道がありました。
比良の里も雷が発生した影響でパソコンが狂ってしまいましたが、息子に直してもらいヤレヤレです。
Tが庭を見て実況放送、「今、ヒヨドリがセミをくわえています、羽をちぎるために油ゼミを枝にたたき
つけています、ああっ 羽が1枚になりました、あと少しです。なかなか最後の1枚がはずせません、
いらいらしているようです。 あ! そのまま丸呑みするようです、なかなか口の中に納まりません、
巧くセミの向きを変えて とうとう無理やり飲み込んでしまいました。ヒヨもセミを食べるんや!」
大発見やと言っていた時、今度はブルーベリーの実をデザートにひとつまみ食し、ピィーといって飛ん
で行きました。ウン!!モォー楽しみにしていたのに。。。先に採られてしもうた~やん
今まで食べ頃の紫色に色づいた実が何故かなくなっていたのは、ヒヨドリが犯人やったんや!!
この冬には金柑の実や万両の実をついばんでいたヒヨドリなのでは?
早速紐でブルーベリーを保護しました。
ヒヨドリは我が家をグルメの庭と思っている節がありますが、
カナブンも同じ思いで来るのかバラの花ビラを早朝からもりもりと食べ
ばら色の夢のような食事を楽しんでいます。
これもTに見つかるまでの夢の食卓でした。

「海の日」に思う・・・北岳回想     2008..20 (日)

日本で一番高い富士山を日本で二番目に高い北岳山頂から眺める日本一風流なサル達

今年は梅雨らしいくないままに暑い夏が訪れました。
朝の涼しいうちにと5時前から畑の草引きや追い肥えを施し7時には終わりました。
海の日が設定された1997年7月20日に南アルプス北岳の白根御池小屋に宿泊した事が思い出されました。
比良を夜が開け切らない時間に出発し、中央道の韮崎ICから南アルプス林道と順調に進み広河原の駐車場に着きました。
2時間30分ぐらい急登を宿泊予定の小屋まで目差しましたが、そこで待っていた出来事とは!!!
小さな小屋の前には人であふれ受付をするにもスタッフが忙しくされていて声もかけずらいほどです。
夕食のカレーにありつくには小屋と食堂まで並んでいましたが、ナント仲間のTとSさんが呼吸困難で息苦しいと訴えました。
近くの便所が沢の上に建てられていてそのまんま下に落ち匂いがまともにきます。
あまりに臭気がひどいため二人とも息を止めていたので気分が悪くなり食堂で寝さしてもらいました。
苦労してやっとありついたカレーライスは今まで食べたこともないカレー色したスープでした。
やっと落ち着くと寝る所はなく入り口に持っているものすべてを着込み土間で寝ることが出来ました。
この年から「海の日」として新しい休日になり人々が押し寄せるとは想定してなかったのか、
スタッフは対応が出来ず大変な年ではなかったかと思われました。
私たちも恒例のアルプス参りをそれまでは人の少ないこの時期に決めていたのです。
そんな思いをした北岳は八本歯のコルからトラーバースコースのお花畑はすばらしく忘れられません。

間ノ岳までの縦走や草すべりの道ではベルディの四季♪♪~が聞こえて来るような気分にさせてくれました。
下山後は桃の木温泉の経営者で豪快な生き方されているおばさんのお話や、トイレから見た山百合の美しさ等・・・
山には思い出がいっぱいあって後々までも心豊かにさせてくれます。

恒例の浜掃除      2008,7,13(日)

今年の滋賀県一掃掃除は例年より日が遅くなりしたがって草木もしっかり生い茂っていました。
私の組は今年も浜の草刈りに指定され行って来ました。
曇り空で風もないので汗だぐで皆さん頑張ってました。
お疲れさんとお茶と軍手、あんぱんを頂きました。
あまりの暑さなのでお茶500Cのペットボトルをいっきに飲干しました。
浜なので例年どうり燃やしていますが、本当は回収予定でした。
一年に一度の滋賀県の大イベントで、ご近所さんとの会話も久しぶりなので楽しいひと時を過ごせました。

今の季節、琵琶湖では鮎漁が最盛期で写真の(スクイ漁)が見られます。
監視している人が鮎の群れを発見すると先のスクイ網をドーンと落し、鮎をすくい上げて捕まえます。
 

夏はまだかいな~  7月9日(水)

先週は青空が広がり気持ちの良い天気が続き、4日の朝からはアブラゼミが鳴き出しました。
庭ではスズメがセミをくわえ、格闘しているので写真を撮ろうとしましたが、これは無理でした。
7日は朝から友人がオクラの苗28本を持ってきてくれたので早速植えました。
黄色の素敵な花も楽しめて沢山収穫出来ると良いのになあ~。
キュウリ、トマト、トウガラシ等程よく採れはじめ、糠床も新しく作りました。
夕方にはテラスに蚊帳(3畳)を張りました。今年の夏の夜もこれで快適に過ごせそう。
知り合いの人たちは野外で寝るなんてと怖がってますが、これが以外にくせになります。
8日の午前中は豪雨に見舞われ一日雨降りかと思われましたが、午後からは夏空が広がりました。
今日は未明に雨が降り梅雨空に戻ったようです。

   キュウリ     トマト
      
       オクラの苗           バラが咲いた

 



夏空       7月1日(火)

曇り空ながら大陸性高気圧のおかげで過ごし易い日になりました。
私の股関節の故障により山行きから遠ざかり少々寂しいですが、この時期木々の剪定や草取りに忙しい日々を
過ごしています。
原油高騰の影響から毎日物価の値上がりの報道ばかりでテレビを見るのも嫌になります。
田舎暮らしの長所を生かし、又年金生活なので節約方法を考えて、この先経済的に余裕のある生き方は無理とし
ても、何にでも興味を持ち、楽しめる老後が送れたらいいいなあ~~。
理想ですが。。。
昼にはそんな鬱陶しい気分を忘れさせる青空が広がってきました。
さっそくデジカメを持って堂満岳の上の積雲を写しました。
北比良の里は空が広く美しいので心も広くなるような気がします。

今日の比良山系 防風壁工事中(電柱が傾いているのは暴風のせいです うそです)

湖西線は今年の4月から来年3月末までに完成の予定で防風壁の工事が進められています。
地震の耐震設備より風対策の方をもっと早くに着手してほしかった、困らずに済んだのに。
畑の作物はキュウリ、トマト、トウガラシ、ピーマン、少しずつ採れだしました。
ゴーヤの種まきを5月初めにしましたが、1本しか芽が出ず勝手生えのが4本出てきたので所定の位置に
植え替え完了。
相変わらず善兵衛さんの畑の横にハチクが出ていたので採取しカツオ節と炊き合わせ美味しくいただきました。

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