2008年 

3月

比良八講(湖国近江の古典行事)    2008.3.24(月)
福井県の国道脇で見つけたキクザキイチゲ
毎年3月26日に行われます。
春先となれば大陸からの低気圧が通過する時に、
比良山系と琵琶湖の気温差から山麓一帯に吹き降ろす強風で湖は大時化(おおしけ)になります。
地元では「比良八講 荒れ仕舞い」と呼び、長い冬の終わりと春の訪れを感受して来ました。
湖の水難者の慰霊法要と湖上安全、浄化祈願法要等など・・・
船は浜大津を出航し近江舞子の尾松崎で護摩法要が行われます。
今年は3月19日夕方から20日、21日午後にかけて強風吹きまくりでした。
湖西線は強風30Mも吹いたので電車は止まり人々は自然現象になすすべもなくただ収まるのを願うのみでした。
20日は仕事休みなので畑仕事でもと思っていましたが、外に出ると気分が悪くなるぐらいの強風なので
又何が飛んでくるか判らないのでじっと我慢の一日でした。

今日はヤブカンゾウとホウレン草のふき味噌和えを作りました。お酒に合いますよ!!
 (比良八荒)
昔、比良山中には寺坊が多くありました。若い修行僧と和邇村の娘とが深い中になりました。
が、僧籍に有る身は許されず心を入れ替え修行に励みました。娘は諦められず激しい女の一念で
たらい船に乗り比良浜の常夜灯を頼りに漕ぎました。おりからの山風や荒い波が激しくなりたらい船は
波間に沈みました。執念か怨念か毎年3月下旬になると、比良特有の強風が吹き琵琶湖が
大荒れになります。比良八荒が過ぎると里の春です。

ザゼンソウはまだまだ雪の中   2008.3.17(月)

昼から時間が空いたので、春のポカポカ陽気に誘われ
滋賀県の豪雪地で知られる余呉町のザゼンソウ群落の様子を見に行ってきました。
群生地は中河内集落から外れた所にありますが、さすが50cmの積雪の下で芽吹いたばかりでした。
来る途中で路肩を示す先を赤く塗った長さ3mぐらいの竹を回収しておられました。
この様子では今年の積雪は最大何mあったのかな?
来るたびに、この辺りの道路事情が変わり驚きますが、これも時代の流れなのでしょうか??
通行止めになっていますが中河内から高時川の流れに沿って菅並方面に行く道は自然豊な滋賀県でも
屈指の美しい道だったのですが 今は廃道脇に廃村が見られ寂しい限りです。


ツクシ摘み   2008.3.16(日)

我が家恒例のツクシ摘み(欠かしたことのない春の行事)に行ってきました。
Tが幼い頃から両親に連れられ中学一年生まで、京都嵐山の河原にツクシを摘みしにいっていたそうです。
ツクシの佃煮はハカマを取り2,3度水洗いして大鍋に移し濃い口醤油とダシ、味りん少々後は蓋をして焚くだけ。
義母に伝授して頂き、私なりに味付けをしています。
お酒のつまみにもお茶漬けにもあいますよ。
子供達といってもおっさんですがやはり大好きです。
先週に続き春の山野草(山菜)シリーズ第2弾の報告で~~す。
摘み取り20分   ハカマ取り3時間の二人の労働でした。
ハア~~疲れた!!  料亭での買取お値段は??

三方五湖の梅林  2008, 3. 9(日)

福井県三方五湖のひとつ菅湖周辺の梅林は古木があって今が見頃ではと歩きに行きました。
桜ほど華やかさはありませんが微かに梅の香りが漂い春の風景です。
梅の木の姿は古くなればなるほど風格を感じ又花は季節が春が来たよと告げてくれます。
湖では春の湖開きが始まっているのか遊覧船が出ています。
今日は外を歩いていても寒さを感じず農作業小屋横では農婦の方が草取りをされてました。
山側は獣よけの柵が施され人間と動物が共存して行くにはしかたがないことです。
フキノトウを採取したので早速家に帰って蕗味噌を作り、春を楽しみました。
我が家では白味噌、味りん、酒を練り合わせ、蕗を湯がき細かく切り絞って味噌と練り合わせます。
早春の香がしてお酒が進みます。おためしあれ!
 梅の香に しばし酔いしれ 三方五湖

弥生3月春の声    2008.3.2(日)
久しぶりに爽やかな朝です。陽射しもすっかり春めいてきたなと思いながら
山に行く準備をしていると玄関でウグイスの初鳴きを聞きました。
姿は確認出来ませんでしたが、しっかり「ホーホケキョ」と♪♪~啼いてま~す。
サザンカの花の蜜を吸いにメジロが来ています。
ウグイスはウグイス色ではなく地味な薄茶色で、メジロがウグイス色なんです。なぜ~??
今年はよく雪が降りましたが早く融け道路が凍るような事はありませんでした。
山から帰って来ると今度は畑の草取りやホウレン草の手入れなど一日フル活動でした。
小松菜とホウレン草を同居させた所は何故かホウレン草は鳥に食べられずに元気に育ってます。
白菜、ミズ菜、豆(スナック)、小松菜は鳥さんの好物みたい!
人間との知恵くらべで網やビニールで防御してそれなりに鳥対策をしています。

2月

日本列島大雪    2008.2.24(日)

急速に発達した最大級の低気圧の影響で北日本の日本海側を中心に大荒れの天気です。
2月は毎週、土曜日から日曜日にかけ雪景色になり部屋の中から外を眺める日々です。
家が琵琶湖の浜に近いのでカメラ片手に歩いてきました。
どんよりした雲が近江八幡方面に掛かっており、彦根や堅田方面は重い雲の中で見えません。
雪は激しく降り村の中に入ると人には出会えず田んぼの横道ではツグミが忙しそうに飛んでます。
サイクルロードを歩き電車を見ながら家に帰りました。
湖西線は風には弱いが雪には強い!!
夜は高架なので場所によっては宮沢賢治の銀河鉄道や(スリーナイン 漫画)のように
まるで夜空を走っているように車窓の明かりや車輪が見え素敵な情景が見られます。
湖岸で群れている水鳥を写そうと思っていましたがキンクロハジロ一羽しかいません
いよいよ北帰行が始まったようです。

雪掻き     2008.2.18(月)
 ロウバイとサザンカ
昨日は雪が降ったり止んだりしていましたが夕方からチラホラ又降り出しました。
今朝目が覚めると積雪は20cmくらい。
野鳥のえさ台の雪を払いのけたり玄関の雪掻きと、まだまだ春遠しです。
気になっていた左股関節は少し痛みも和らぎ楽になってきたものの別の医院で再度検査しました。
診断の結果はやはり変形性股関節には変わりはありませんがこれ以上悪くならない為にも、
周りの筋肉を鍛えたほうがいいとのことでリハビリのやり方を若い男性に指導してもらいました。
今までの様な山行きは無理なので身体に合わせたスタイルになりそうです。
年齢を考えるとまだまだ登れると思っていたので、チョッピリ寂しいような気がして
少し(若者風に言うと凹む)落ち込んでいます。

春近し今日は畑作業     2008.2.11(月)
今日は3月下旬の暖かさです。
比良山系は青空に雪景色が綺麗に見えます。
(足が治らないのであまり山を見ないよう。。。今日は絶好の登山日和なのに。。。クシュン)
朝から少しばかりの家庭菜園と果樹の寒肥をしました。
冬野菜もそろそろ終わりになり生ゴミは堆肥ように捨てていますが土を埋め戻し、新たに
違う畝を掘り起こしたりします。
一輪車の上で混ぜた油粕、鶏糞、牛糞を果樹の周りに土を掘り起こした穴に入れていきます。
来月下旬のジャガイモ植え付け用に元肥を入れます。
土を掘り起こしているとシロハラが早速近寄ってきました。好物の虫でも見つけたのかな。
ついでに蓮と睡蓮の根を掘り起こして元肥えを入れるなどして忙しく過ごしました。
アーしんど・・・! あまりにも天気が良すぎると体が動きすぎて困ったものです。

鹿とトド肉のコラボレーション     2008.2.9(土)
立春もすぎ畑に蕗のトウが芽を出し始めましたが、今日は昼前から雪がシンシンと降って来ました。
友人が我が家で鹿肉の鍋をしようと鹿肉を持参。
我が家は白菜、ブタ肉少々、うどん、豆腐等など持ち寄りの雪見鍋です。
今年2回目ですが自家製のピリ辛の味噌味で食べました。
鹿肉は葛川で買い半解凍の状態で薄くスライスして鍋に入れます。
脂身が少ないので濃い味付けが美味しそうに思われます。
先日北海道で買ったトドの缶詰を試食。
こちらは筍と生姜で炊き込まれて小さい肉片があるのみ。
トドのつまり何かわからない味でした。

外を見ると相変わらず重そうな雪がシンシンと降っています。
こんな時は部屋の中から雪見酒が一番で~~す。
♪ 春は名のみの風の寒さや~♪♪ 
足の付け根の痛みがなかなか取れず山行きは当分無理のよう。



1月

「スキー&温泉旅行」
   2008.1.28
28日に関空から旭川空港に到着しバスで富良野のホテルに宿泊。
11名の平均年齢も熟女を卒業しかけたメンバーなのでそれはそれは賑やかな事。
旭山動物園     2008.1.29
29日にバスで今話題の動物園に行ってきました。
やはり人気はキングペンギンのお散歩です。
ゆったりとした癒し系の微笑ましい光景は大人も子供もも楽しませてくれます。
動物の習性を熟知した素晴らしい発想で大勢の人を引きつける旭山動物園の魅力を、この目で
確かめようとして厳寒期なのに人々が押しかけるのだと思いました。
夕方 バスに乗り「万華の湯」へ。
露天風呂からは十勝岳が夕暮れの濃紺の空に白く浮き上がりまるで写真で見たヒマラヤのようでした。


富良野スキー   2008.1.30
今日は4名が札幌と小樽に移動。7名は1年に1回のスキーに。
今回私は足があまり良い状態ではないので3回滑っただけで早めに切り上げホテルの温泉に。
パウダースノーを満喫とはいかなかったけれど滑れただけでも満足です。
天気が良ければこの位置から十勝岳、富良野岳が見えるはず。


2008.1.31  チーズ工房を見学して旭川空港 13.45発の関空行きの飛行機で関西へ。
チーズ工房は白樺林に囲まれた所にあります。
大きなガラス越しに外を見ていると、雪はゆっくりと舞落ち白い空間から樹木の息ずかいが聞こえそうです。
時折えさ箱からコガラが飛び出しこんな寒いのに忙しそうに飛びまわっています。
ここにもゆったりとした癒しの世界を見つけました。

「ロウバイの香り」  2008.1.25(金)

朝 目が覚めると雪景色(15cm)なのでパジャマのままカメラ持参で庭に出ました。
昨年暮から咲いているロウバイ(甘い香りがしています)と雪もなかなかいいもんです。
青空も見え出しシャッターを切っていると、メジロ、シロハラ、ウグイスと小鳥もお目覚めのよう。
山に雪が積もると我が家の庭には小鳥達が遊びにきます。
夕方家に帰ると雪が舞っていて今夜も降りそうです。
何時の頃からか里に雪が降っても雪掻きをする必要もなく又お昼には
融けて雪掻きスコップも小屋の中で飾り物になっています。
明日の積雪は何センチかな。

「八朔の収穫祭」 2008.1.21(月)
今年の我が家の八朔達です   
70個以上も収穫でき満足です。しばらくは部屋で保存してから賞味しますが、画像だけで申し訳ない。
以前12月に取り入れた時渋みが残っていたので今が採り頃かな。 
  
「雪の朝」 
2008・1・18(金)
冠雪した比良山系は夜明けとともにモルゲンロート(朝焼け)に染まりましが、
やがて陽が登り青空の下に白く輝いていました。
今朝の眺めは溜め息が出るほどです。
5枚の写真を合成し少々細工をして完成です。判るかな??


「ネギの屋根」 2008.1.17(木)
朝方から風が強く吹き外ではガタガタとうるさい音がしています。
6時30分カーテンを開けると激しく雪が降っています。
今冬初めての積雪になり綺麗と思う前に今朝の湖西線は動いているかな???心配
湖西線は風に弱く比良川で風速25m吹くと運転中止になり何度困った事か。
早く暴風壁が出来るといいな~。
昨年の11月下旬に作ったネギの屋根がやっと役に立つ時がきました。
白菜の雪帽子と玉葱の畝はチョッピリの雪じゅうたん。
電車は定時にきましたがホームに立っていると風が冷たく仕事に行かず家に帰りたいよ~。
比良山系から吹き降ろす風が骨身に沁みる寒い朝でした。
 

大根のダンス」2008.1.15(火)
昨年の12月から左股関節がなんとなく違和感を感じ堂満岳を登ってから痛みまで来たので
接骨医に行ってきました。「変形股関節症」と言われ、生まれつきや筋肉の衰えもあるらしいのですが
登っている時、たまに股関節が突っ張れていたのはそのせいだったのかと納得。
女の人に多いようです。痛みが無くなれば山に登ってもいいと言われ、山はしばらくお預け状態。
スキー旅行が控えているのでおとなしくしなくては・・・・
今日 我が家の大根達はおでんに納まりました。


柚子から駅伝」2008.1.13(日)
前日にTの友人から本柚子を頂きそれを義姉さんに送る為宅配便を出しに行った時偶然私の友人に遭いました。
以前書道に打ち込んでいる彼女に硯をあげた事があります。
義父がとても大切にしていて値打ちがあるものらしいが、無知な私はエエヨーーとあげました。
何と日展に入選。明日まで開催なのでと券2枚頂きました。
丁度京都の親戚にお悔やみに出かける時だったので、その後に京都美術館に行ってきました。
久しぶりに文化に触れた感じで又彼女の書に感激し、無き義父のことが思い出されました。
滋賀に帰る時北白川通りは女子駅伝の最中で、私は見学したく近くで見たいとTに無理やり頼みました。
車は北白川通りで渋滞に巻き込まれ進めなくなりましたが運良く1番の京都チームからラストまで真横で
見る事ができました。ラッキー!
柚子から駅伝にと出来事が繋がり、今日一日充実した時間が過ごせました。

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