三石岳(675.7m) 
大津市坂本      200.1.11       T&A

西教寺10:00~坂本8丁目(奈良坂)~飯室不動堂~安楽律院跡11:00~三石岳12:30
発12:50~ロスタイム30分~西教寺15:00着

以前に訪れた安楽律院跡の椿が印象に残っていたので再訪したくなり、比叡山の麓を歩く事に。
坂本の西教寺に駐車し、山沿いに行くと飯室奈良坂と立派な石の道標がありました。

入り口は藪っぽいが歩くにつれしっかりした古道は歩きやすく、橋を渡ると飯室不動堂に出ました。
とても山の中とは思えない程立派な境内です。
小橋を渡るとすぐに律院の古びた石標があり、階段を登り山門は大きく立派ですが
訪れる人もなくひっそり歴史を物語っている感じ。
昔比叡山の僧の修験場も2棟残すだけでガランとした風情は静寂の中に想像力をかきたてます。
お目当ての椿はまだ早いようです。
  


元に戻り不動堂横の元三大師道に入りますが入り口は笹薮で大丈夫かな?
しかし道は昔から利用されている様子がうかがえ大きな杉木立の下傾斜も上手につけられ歩きやすくなっていました。
尾根に出ると何と横川から坂本に行く立派な林道に出ました。
生命保険会社や医大の慰霊碑があって利用者があるのでしょうが、杉が雪の重みで倒れ道をふさいでいて
こんな所でアスレチックをしてしまいました。
別れに出ると三石岳への案内があってまもなくピークでは?と気をつけていくと
杉の木に目印の黄色テープがあり少し登ると頂上で三等三角点の標識だけがありました。
(三角点にタッチ)
頂上から少し下がり見晴らしのよい所でランチタイム。
眼下に坂本の町並みが広がり琵琶湖の対岸には草津の琵琶湖博物館の風車がよく回っていました。
眺めはよいのですが数年後には植林でおおわれ見晴らしもない最悪の山みたいになりそう。
 
元の林道に戻りワイヤー(林業用)を過ぎ下り道を探しましたが見つからずウロウロ、
地図ではこの辺りのはずが  う~~ん ない!道がない!仕方ないので元の林道の別れまで戻りました。
坂本方面に林道を行きますが植林の間から琵琶湖が見え冬晴れの湖東平野が広がりいつもと違う
景色を楽しみながら雪道を歩きました。

地図では尾根に下る道があるはずと捜していると、ありました! 雪道に人間の足跡一つ。
ここや!!と下りますが何と道らしき道はなくなったきて、おまけに旧道らしき所に杉が植林してあったりと
今や登山道は廃道になっていました。
しかし尾根をはずさないように激下りすることしばし、林道が見え 道にずり落ちました。
エ~~~ エエ?? 地図にはない林道が何故あるのと上を見ると鉄塔と電線が見えました。
今自分の位置はつかめましたが、こんな所に林道(古そうでした)があって本来の山道は廃道寸前です。
少し林道を歩くとマタマタ尾根らしきところ見つけここで小さな赤テープ発見し下りました。
すぐに昔利用されたらしき雰囲気の道を歩いて行くと墓場が???
ここでもTの頭の中はグチャグチャになったのでありました。
しかしアスファルト道になり朝駐車した西教寺の所にピッタンコ出ました。
バンザ~~イ   さすが!!?
しかし彼の頭の中は整理が出来ずまだグチャグチャのよう。
地図の黒い点線の所を行く予定が廃道になっていたり、林道が地図上になく又尾根道を
左に寄りすぎ予定どうりには行かなかったようです。
地図と磁石を持っているのにどうして迷ってばかりいるのでしょう、地図が更新されていないせいか
あるいはTのあたまのコンパスが故障?かな
Tの口癖「完璧」にだまされて山行きも人生も迷い道の連続であったと変に納得。ああ元三大師様
思っていた以上に楽しい山行きになり珍道山行でした。

出遭った人   0人
出遭った鳥   エナガ シジュウガラ

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