日本コバ (934m)  2001.12.3   T&A 
   永源寺町政所

自宅7:20~政所消防署9:30~再度 登山口10:25~日本コバ頂上12:40 発13:10~政所(川西集落)~消防署15:10

仕事の忙しいピークも過ぎ、少し風邪気味ですが山に行けば治ると思い、久しぶりの鈴鹿に行って来ました。
永源寺政所まで来ると旧国道は通行止めの為国道を廻って消防署前に車を停め消防署の人に登山口を尋ねました。
教えてもらった所に着きましたが政所からの登山口が分からなくなり、地元の方に尋ねると入り口が判り難いのと道に迷いやすい
ので、如来堂の方が安全ですと言われ、また元来た道を戻り郵便局真裏の道を歩いて、やっと登山口の標識を見つけ再度出発です。前回に続き出発でもたつきました。若気のいたりです???**
薄暗い植林帯を登って行き、昔の家か畑の跡のようで野づら積の石垣が続きます。苔むした社(やしろ)を過ぎ川を渡るとススキが
おい茂る中、高度をかせぎ雑木林まで来ると鈴鹿らしくなってきました。
藤川谷を何度か渡り右側を谷沿いを登ります。石灰岩と清流に雑木林と落ち葉の山道を登っていくと左側に何段にもなった滝を見
ながらの登高です。危険の標識がある岩を登り少し行くと岩屋との別れがあります。そのまま進み一旦下り、落ち葉の中テープを
頼りに進みました。テープがないととても山道を進むことができない位、落ち葉が積もり踏み跡を隠しています。湿地帯を横切ると
またまた危険の標識があって何が危険なんだろう??獣道との交差か、ヒル対策なのか何を知らせようとしているのか?
鈴鹿はヒル対策が必要ですが、今の季節は心配ありません。

頂上 藤川谷源流付近

頂上が分かり難くこれがきっと最後の登りだろうと思う所はアキレス腱を伸ばしながら、やっと頂上に着きました。
周りは潅木が伐採してあって、霞の向こうに鈴鹿の山並みと目を転ずると八日市の市街が見えました。
今日は風もなく薄日が差す中のランチタイムは豪華な雑炊で身体も暖まりました。
下りは元来た道を藤川谷と政所の別れまで戻り、政所側に下りました。尾根道をどんどん進みましたが迷いやすいと聞いていたので
テープを確認しながらの歩きです。

雑木林(注:上の方から写しているので長い足が???) 落ち葉で踏み跡が

杣道の急斜面を横切る時はパチンコ玉みたいに落ちたら戻れないと緊張しました。(最近少し体型が近づいたと言われています)
落ち葉で道が判らない位の道ですが急に勾配がきつくなり、植林帯を過ぎると麓の音がしてきてどんどん下がります。
政所の川西集落に着くと出口が判りにくくまごつきました。たしかに逆コースは登り口が判り難いと納得しました。
特徴のない山ですが鈴鹿らしさを残している静かな山でした。日帰り登山にはお奨めの山です。

永源寺政所
かっては日吉神社の政所でしたが、この辺一帯を古くは(越智の庄)といい、村の八幡宮に、室町、桃山時代の能面がたくさん蔵さ
れています。木地師発祥の地です。

出会った人 0人
出会った鳥 ヒガラ ホオジロ ミソサザイ 

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