比叡山(雲母坂から横川へ)  2002.2.12    T&A


自宅8:20~湖西線(乗換)京阪三条~(市バス)~修学院離宮道10:10雲母坂登山口10:25~対陣水飲場跡11:20
~スキー場経て釈迦堂~ドライブウェイ横13:30発14:00~玉体杉~横川中堂15:15~JR雄琴駅17:15

2,3日前から寒波が来て比良の里もうっすら雪景色になりました。スキーでスピードの限界(?)に挑戦したことによる剥離
骨折のリハビリを兼ねての山行きは、幼い頃父に連れられ雲母(きらら)坂から比叡山に登った40数年前を登ることにしました。
故障の右膝は二重にサポーターをして杖も2本で登りました。

古い歴史を秘めた道 苔むした雲母坂

父に連れられて行った頃はドライブウェイは未だ完成していなくて修行僧と出合ったかすかな記憶がありました。
バス停から音羽川沿いに修学院離宮の横を登ります。
雪もなく急登を登り,対陣水飲み場跡まで来ると赤山禅院と瓜生山(北白川)との交差点です。
ここから北山トレイコースに入り京の町並みが見え出します。
以前は岩倉辺りは田園風景でしたが今は家が立ち並び景色がすっかり変わりました。
何年振りかの眺めに幼い頃の思い出に話が咲きました。雪が少し見え出しケーブル駅につく頃には2cmぐらいの積雪です。
スキー場を横切り横川中堂に行く途中で霧氷の枝に止まっているベニマシコに出会い感激しました。
特にオスの体の色は鮮やかなワインレッドで雪を背景により美しく見えました。
ドライブウェイを横切る橋を渡った所から東海自然歩道に入ります。雪景色の寺は静寂そのもので心が落ち着きます???。
釈迦堂を過ぎドライブウェイの横の日溜りで遅いランチタイム。

玉体杉 玉体杉より比良山系

再び登山道に戻り玉体杉を経て横高山と八瀬との別れから横川方面に平行道を行きました。
横川中堂から脱ヶ尾谷の林道を下り仰木集落を抜ける頃は足の疲れもピークでヨレヨレ状態、仰木集落は急坂が多く又家屋
が密集して迷路の様でした。集落を抜ける近道を取ったため途中で道が判らなくなり土地の古老2人に道を聞きやっと
JR雄琴駅に着きました。

仰木の棚田より琵琶湖

私の山の原点は亡き父につれてもらった比叡山で今回の山行きは感無量でした。

出合った人  3人
出合った鳥  イカル、コイカル、ウグイス、ヒヨドリ、ベニマシコ、アトリ、コガラ,シロハラ

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