蓬莱山(比良山系) 1174.3m 
 志賀町       2001.11.19   T&A

JR堅田8:44==バス==葛川坂下9:15~登山口~林道
再度登山口10:25~小女郎ヶ池12:25~蓬莱山頂上13:00着
13:45発~屋敷跡~クロトノハゲ~JR志賀16:15着

JRとバス利用で晩秋の比良山系に行って来ました。月曜日とあってバス利用者は10名で登山者は3名でした。
坂下のバス停から葛橋を渡り林道を歩いて行きましたが一向に登りにならず、元に戻っている、おかしいな~~~~???。
谷の急登のはずなのに登山表示がありません。血の巡りの良すぎる私もさすがにおかしいと思い、1時間ロスしもとの橋まで
戻り橋を渡った所あたりを良く見るとわずかな踏み跡と階段が見えてきました。しかし草に覆われていて定かではありません。
目をつり上げて登って見ると上の方に登山口の標識がありました。道路の入り口に標識が無いなんて、何のための標識、
これは非常識だと自分の失敗は棚に上げて、気を取り直して再度出発です。
思っていたとうり植林の中を急登に次ぐ急登です。途中から雑木林になると周りが明るくなり気持ちも和んできました。
すでに紅葉も終わり落ち葉を踏みしめ初冬の装いの木立の中を登りました。

明るい雑木林 時雨の小女郎ヶ池

入り口の標示以外はテープもあって道は解りやすく巻き道も上手く出来ていました。
向かい側は北山方面でガスがかかり時雨模様。
小鳥の声も聞こえず花も咲いてなくひたすら登り、植林帯と雑木林の間を抜けると尾根が見え、この頃には時雨れてきました。
たしか昨日の天気予報では今日は晴れのはずだったのに!!!!
天気予報のお兄さんやお姉さんの予報は外れでした。晴れ女の面目丸つぶれです。
背丈位の笹道を抜けるとドウダンツツジの道になり足元は低い笹に変わる頃小女郎ヶ池に着きました。
思っていたより早く着きましたがこの天気ではゆっくり出来ないので頂上まで歩くことにしました。
尾根道から眺める湖東平野は晴れていて琵琶湖の色は南湖はセルリアンブルー、北湖はマリンブルーです。
北山方面はガスで何も見えません。
時雨れていたので蓬莱山の「山の神休憩所」の中でランチタイム。気温5度。ラーメンが冷えた身体を暖めてくれ小屋の
中で助かりました。
スキー場を下り屋敷跡から下山開始。寒くて指がかじかんでしまいなかなか感覚が戻りません。
琵琶湖側は薄日が差してマユミやテンナンショウの赤い実が晩秋の景色に彩りを添えていました。

名残の紅葉

クロトノハゲ経由で道は上手く巻いていて、所々土と石で道を塞ぎ水抜きがしてあって、道の端に小石が積まれ、
歩くみちは平坦で荒れてなく手入れの行き届いた山道でした。全国の山道を階段にして道を荒らしている公園課の方に
一度この道を歩くと参考になるよ!!なんて思いながら木戸の集落に着きました。

木戸の集落から沖ノ島方面

JR志賀までゆっくりと下りました。歩き始めは失敗でしたが後半は気分良く、季節を変えてもう一度同じコースを歩いてみたい。
そんな山行でした。

出会った人  2人
出会った鳥  シジュウガラの群れ ウグイスの地鳴き シロハラ コガラ ホウジロ

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