早春のホッケ山 
   滋賀県志賀町  2004.3.9  T&A    晴れ

登山口8:45~権現山11:00~ホッケ山12:10~ロスタイム再びホッケ山13:00
発13:30~登山口15:50

先週来、寒波の戻りに見舞われた日本列島は冬に逆戻りで比良の山にも里にも雪が降りました。
しかし3月の淡雪はすぐに融け.季節は確実に春への準備が始まっています。
栗原の林道にある登山届のポスト前に駐車、この辺りは5cm位の積雪です。
雨具の下とスパッツを装着し登山開始。
今日は快晴で暖かく登山道は踏み跡が少しあります。
霊仙山との分れまでは足首ぐらいの雪です。
ここで踏み跡の無い新雪になってきました。
頂上手前は急登ですがゆっくり登り権現山頂上へ。

思っていたほどの雪も無くホッケ山へ行く事に決め、少し歩くと壷足では無理なのでここで前回に続き
ワカンに登場してもらいましょう。
新雪歩きも心地よく春のゆるい雪も気になりません。
風も無く日差しはサングラスなしでは歩けないほど強くなってきました。
  
この辺りはかなりの積雪                        前方は蓬莱山

今日はUVカットのクリームをたっぷり塗ってきましたが、効き目はあるかな~~無駄な抵抗みたい。
あまりにも簡単にホッケ山に着いたので欲を出して小女郎ヶ池で昼食をとる事にして進みました。
ゆるい尾根コースに入り古いテープを見ながら進みましたが、少しずつ琵琶湖から離れて行きます。
おかしいなぁ、変やなぁ~と思いながらも谷筋に下りて行きました。ショック!!
確実に間違いました。とりあえず目を上げて琵琶湖側の尾根の稜線を目指して雪面を登りきると、
琵琶湖が見え黄色いテープがありました。ホー
   
何回も歩いた道なのに新雪で道が見えず、本来のコースは急でわかりにくくマイッターナー~~
雪山は慎重に行かないと怖いですね。迷う人が出ないよう分かりやすい所にテープを付けました。
フラフラになりながら元のホッケ山頂に戻りヤレヤレ、ここでサケ雑炊を食べビールで乾杯
ヤット元気が出てきました。琵琶湖は霞んで対岸は見えません。
しかし我が家のある北比良の村は何とか見えました、と言う事は村からホッケ山の山頂が見えて
いる事になりますが、今日の今日まで気づきませんでした。
元の道を戻り権現山でワカンを外します。
雪解けが始まった頂上下の急斜面は雪解けで足元が悪く、ダブルストックで慎重に下りました。
本当にここが一番怖かった。この頃は山を下りてからは足より腕が凝るようになりました。
ちなみに今夜の夕食はホッケを焼き、具沢山の豚汁でフキノトウを最後にパアーと入れ
春の香りを楽しみました。

出会った人  0人
出会った鳥  ホオジロ、 シジュウガラ、ミソサザイ、チョウゲンボウ(鷹)

inserted by FC2 system