比良山系北縦走路(蛇谷ヶ峰901.7) 
滋賀県高島町       2002.11.19     T&A

自宅6:30~武曽横山駐車7:10~武曽口バス停7:35発~畑8:00発~林道出合い8:45
~縦走路9:30~ヨコタニ峠10:00~滝谷の頭10:45~蛇谷ヶ峰頂上11:40
発12:20~スキー場入り口12:50~武曽横山14:50着

今回も畑集落より地蔵峠に登り前回とは反対方向の蛇谷ヶ峰を目指しました。
里の秋らしく民家のモミジも色ずき、大根を干す風景にも出会いました。
緩やかな山道は今が見頃の黄葉で明るく、又葉を落した木々の間からはゴジュウガラやヤマガラなど
ガラ類の鳥達をはじめリスの姿も見えました。
先週は雪道でしたが、今日は落ち葉で埋まった道は歩き易く地蔵峠からは整備された尾根道になります。
思っていた以上に歩き易く、畑や黒谷の集落やリトル比良の山並みがよく見えます。
ヨコタニ峠で休んでいると山仕事の人達にであいました。
今年の熊情報を尋ねるとやはり出没しているとの事。
しかも朽木村の中心部の市場辺りで、民家の中にも入って来るらしい。
その方は蜂蜜採集をしていて熊に箱を壊されると嘆いておられました。
以前にこの道で登山者が熊に襲われたと聞いていたので鈴をシャンシャンと鳴らしながら歩きました。
尾根道を行く 
アラ谷峠、ボボフダ峠、滝谷の頭(702m)と快適に行き、木々の間から遠く琵琶湖も見えてきました。
頂上手前で高度差100m位を一気登りで登りきると笹道の穏やかな道になり、ほどなく頂上です。
頂上は何時も人と遭うのに今日は誰も居なくてお山の大将の気分です。
お山の女大将  
360度見晴らしはよく、素晴らしい所です。
朽木村を望む
風もなく青空の下で太陽の陽射しをあびながら、ビールで一息つきました。
さすがに陽射しがうれしくなる季節になってきました。
スキー場への下り30分程は急坂で、足が滑らないようゆっくり降り、膝がガクガクしてきた頃着きました。
スキー場
スキー場は拡張工事と準備で人々が仕事をしていました。
スキー場からはアスファルト道を二時間歩き、足の先が痛くなったころ車を停めてある武曽横山に着きました。
武曽横山への林道
  
比良山系は南は和邇川から北は安曇川(湖西第一)までで、滋賀県の他の山系とは異なり、すべて滋賀県に
属する山系で川はすべて琵琶湖に注ぎます。
南は霊仙山から始まり金糞峠から釈迦岳を経てリトル比良への道と、武奈ヶ岳から蛇谷ヶ峰までの縦走路が
あリます。
今回ですべての縦走路を走破出来、比良山系の素晴らしさを改めて認識しました。
熊のプーさんは蜂蜜探しに里に下りているらしく、遭わずに済みました。

出会った人   山仕事の人達 4人
出会った鳥   ゴジュウガラ コガラ ヤマガラ エナガ コガラ
出会った動物  リス 鹿がよく鳴いていました。
出会った植物  オッパイ?


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