堂満岳(1057m)
滋賀県志賀町 2005.2.9 T&A
j堂満岳(部屋からの眺め・パステル)
イン谷口駐車場6:30~金糞峠9:20~堂満岳頂上10:30
頂上発11:10~ノタノホリ12:50 発13:15~イン谷口駐車場13:50
先週は寒波襲来で日本列島氷ずけ状態でしたが今日は日本海側も晴れマークです。
大好きな堂満岳に行ってきました。
2月の山は天気がよければ早朝登山は雪もよく締まっているので歩きやすいです。
自宅を出る時は夜も明けきらなかったのが、車を止めスパッツを着け歩く頃明るくなってきました。
正面谷のトイレ前からアイゼンを装着。
久しぶりなので私はもたもたして上手くはかどりませんが何とか着けてさあ出発です。
予報どうり穏やかな日和のようで風も無く雪道もアイゼンが効いて歩きやすくトレースははっきりしています。
青ガレ手前でTがトレースを踏み外し谷に落ちそうになり起き上がれません、ヨイショと持ち上げましたが、
そこは登山道ではなく斜面にできた道(夏道ではない)でした。あ びっくりした!!
青ガレは左側に沿った方が安全なのに中央にトレースが出来ていました。
アブナ~~~~イですよ!!
青ガレ上部に昨年の台風の影響で土石流が流れ新しく谷が出来ましたが、問題はありません。
金糞峠で小休止。
琵琶湖は雲の下で、谷間から雲が湧き上がり雲海の世界が広がっていました。
堂満岳方面に行く尾根は凍っていてアイゼン効果ありです。
急斜面になる頃ガレているところ(夏道)を外し樹木の中にトレースがありました。
尾根の上に出ると武奈ヶ岳を始め北山方面、蓬莱山、目を転ずれば蛇谷ヶ峰と雪山堪能で、
素晴らしい景色が広がっていました。
雪庇が大きく張り出し風紋が綺麗に出来ています。
風の通り道 風紋
白く輝いている武奈ヶ岳
頂上から釈迦岳方面と雲海
頂上の標識は? ありました 雪の中にひょこり顔を出していました。
しかしよく積もっていますが何センチ、いや何メートルかな?
広くなった頂上で鴨入りラーメンのランチタイムです。
頂上
暖かく手袋を外しても寒くはなく薄日が差し風がないのでゆっくりしました。
ビワコバレーのスキー場の人達が見え、山の周りの景色はよく見えますが相変わらず琵琶湖は雲の下。
私は孫悟空になったつもりです。
頂上下は雪又雪の積もり具合がぜんぜん分からないくらいでした。
テープがやたら多く道に迷うことはありませんが改めて気にしてみるとホント多いです。
つずらおりの下りになるとシリセード専用? 道を見っけ!!
この年になっても雪遊びは楽しいね
楽しい尻セード
静寂のノタノホリ
谷になる所でアイゼンを外し、薄暗く狭い植林道を行きノタノホリで大休止しました。
コーヒータイムでゆっくりしていると
冬の顔をした池は凍っていて薄日が差してくると今にも主があいさつに来るのではと
思うぐらい幻想的な雰囲気が漂っています。
この辺りから地面が見え出しグチャグチャになってきた道を下りました。
今日は3月下旬の気候だったそうです。
こんな楽しくて素晴らしい景色に出会えた雪山を知ってしまうとまだまだ山行きは止められません。
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