白倉連峰     烏帽子岳(916m) 白倉岳(949.9m) 中岳 南岳  

滋賀県朽木村         2002.6.3   T&A 
 
自宅7:20~栃生口8:20~村井西登山口9:00~烏帽子岳11:00~白倉岳山頂11:20着
発12:00~中岳~南岳12:30~栃生口着13:50

杉の巨木で有名な(知らん人は知らん)朽木村の白倉岳に行って来ました。
途中経由でR367を栃生口の安曇川に架かる橋を渡った所に駐車です。
R367は2車線とトンネルが数カ所に出来日本海の抜け道として交通量が増え、白倉岳は
秘境の山として紹介されているが今や身近な山になりました。

村井の集落までは真っ赤な野イチゴをほおばりながら自動車道を歩き、咲きこぼれんばか
りのウノハナや農家の庭先の花壇が目を楽しませてくれます。2.5Kぐらいかな!?(徒歩40分)
西村井の登山口は木の標識はくずれていてわかりにくいですが、民家横のコンクリート道を登ります。
テープが分かれ道にしてあって迷うことはありません。
急登ですが松本地蔵で一休みし戸を開けて登山の無事をお願いしました。
少し緩やかな道になり植林の平行道は初夏の低山ハイクには葉が繁っていて日が当らず快適で
身体は楽です。
赤松林になり、ふかふかの道を歩いて行きブナの交じった雑木林になる頃から傾斜がきつくなり
風も無く大変暑く、大汗をかき、水を補給しつつの登りになりました。
野鳥の声がしないと思っていると目の前で鮮やかな赤色を見せてアカゲラがけたたましく鳴き、
しばらく行くとカッコウ ホトトギス ツツドリと初夏の鳥たちがあちこちから聞こえて来ました。
熊の爪痕が付いた木がありました。
熊よけの鈴を3つも付けているので大丈夫だと思いますが、熊さん出ないでね!!  
相変わらず樹林のなか歩きで展望はなし。
大彦峠は桑野橋との別れで、ここから尾根歩きになり急道を登りきった所が烏帽子岳です。
暗くて狭いピークを通過すると、急な下りが待っていました。
鞍部の峠は小川方面からの分かれ道です。

狭いが静かな頂上 こんな杉もある(頂上下)

再び急登を行くと白倉岳頂上です。さあ、ラーメンとおにぎりのランチです。
ホトトギスとカッコウの声を聞きながらのランチタイムになりました。
アレーッ、ビールが無いッ! 何の為に登ってきたんやろ ア~ァ。
何の為に山に登るのか深く思いをめぐらし思索にふけるのでありました。ヤレヤレ
頂上は杉木立の中涼しく、木々の間から湖北の山並みや竹生島が見えました。 

大迫力な巨木(複合住宅?手を添えているのはブナの木) 身長154.5cmの私

中岳山頂は樹齢千年以上経ったと思われる杉の巨木がありました。
最初に見た時は言葉を失うくらい圧倒され凄さに感動しました。
ブナをはじめとして複合住宅です。今日は余裕をもって接する事ができました。
大汗をかいて登った値打ちはあります。
白倉南岳からは比良山を眺めつつの下山です。

杉の木肌が風雪を物語る ミズナラ&?の木の3所帯

以前にきた時は植林の斜面も苗木だったので明るく見晴らしもましだったが、今回は展望なし。
しかし以前は話にならないほどの急斜面を木立につかまりお尻を使ったり(?)と大変だった下りも、
今はロープが随所にしてあって道もよく踏まれていて歩きやすくなっていました。
又テープも増えていました、朽木山行会の方々がお世話されているのでしょうか。感謝 感謝
栃生(白倉南岳)登山口に到着。ロープのおかげで膝は痛みませんでした。
今回は静かな山旅でした。しかし暑くて水を1リットルも飲んでしまいました。 (朱記)

出合った人   0人
出合った鳥   ホトトギス カッコウ アカゲラ ツツドリ ウグイス アオゲラ コゲラ オオルリ
          コルリ シジュウガラ ヒヨドリ 
出合った花   コアジサイ ギンリョウソウ 梅花ウツギ 谷ウツギ
 

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