姥ヶ岳は花がいっぱい(1454m) 
福井県大野市     2015,5,23(土)   T&A  曇り
平家平駐車場8:45~オーレン畑9:45~山頂11:10 発11:30~栃の木13:20~駐車場13:45

今年の水芭蕉を訪ねる山歩きは大野市の奥地にある姥ヶ岳です。
以前から花の山として紹介されている山で、咲く時期とタイミングが合えばいいのですが。
大野市からR157に入り、岐阜方面へは5月29日から全面通行止め解除になります。
麻耶姫湖を過ぎ平家平標示がある雲川橋を渡り、離合困難な道を5キロ程走ると10台程停められる駐車場着。
すでに先着5台ありクマ出没の看板を横目に見て登山開始です。
標示やピンクテープ(3mぐらいの間隔)があり道に迷う所はありません。
林道が5回交差していてブナ林に入ります。
大野市が管理していてブナ林の下はキクバオウレン畑です。
落ち葉の中から白い地味な小さな花が咲き、じっくり見ると全面広がってます。
グリーンシャワーたっぷり浴びて気持ちのいいブナの森歩きは癒し空間
残雪の谷を渡りまだ雪を持っている木々が道を塞いでいます。
足を上げたり潜ったりと芽吹き前の木々があるのでアスレチック状態。
湿地帯に入ると目的のミズバショウが咲き出していました。
まだまだこれから咲き出すのか、赤ちゃんみたいでチッチャ(*^_^*)
笹ヤブの中に残雪が所々出てきて道を確認しながら(テープ類が少なくなり)です。
藪こぎは久しぶりで足元の道を見ながら、手は笹払いしながら2等三角点の山頂到着。
今日は薄曇りで辛うじて白山が見えます。おにぎりとバナナでお腹も満足。
ミズバショウの花が咲いている 山頂で
残雪の谷を越えて 全国第9位のトチの巨木
展望地は又々藪こぎを少々して、能郷白山が目の前にあり幾重にも重なった山の奥深さを感じます。
元のルートで下り林道のトチノキの標示がある所に寄ります。
樹齢400年以上 幹周り8,7m 樹高26m 枝張り31,4m
平家落人伝説があるこの地は、長きに渡り人々が大切にしていた場所なのですね。
しかも周りは春の花から初夏のお花でうっとり・・・ここに来られて良かった
キクバオウレン(黄連)・・・黄色の根は収穫まで5,6年
           根茎が漢方の生薬になり消化不良、下痢止めとして使用

出会った人   9人
出会った鳥   ツツドリ ミソサザイ オオルリ クロジ ホトトギス コルリ ジュイチ カッコウ
          ヒガラ ウグイス 名前の分からない鳥多くあり難しい
出会った花   ミヤマカタバミ(白 ピンクの群落) サンカヨウ(群落が素晴らしい) ヒダボタン 
          キクバオウレン バイカオウレン ミズバショウ ショウジョ ウバカマ タチツボスミレ イワウチワ 
          カタクリ(藪こぎの山頂まで) ニリンソウ エンレイソウ ユキザサ ヤマエンゴサク イチリンソウ 
          ミヤマサクラ タム シバ フキノトウ
歩行数    21700歩

                              HOMEへ






inserted by FC2 system