鎌倉山から峰床山へ 
鎌倉山(950,5m)滋賀県大津市坊村  峰床山(970m)京都市左京区
2014,4,26(土)    T&A   晴れ

坊村登山口7:05~ブナ平8:00~鎌倉山山頂8:55~オグロ坂10:05~峰床山山頂10:50 
発11:10~八丁平 中村乗越12:00~林道出合13:10~葛川中村小学校13:50

昨年と同時期に歩いたコースを再度間違いなく歩くことが今回のテーマです。
何しろ簡単なようで、油断すると違う尾根に入っていたりして、よく間違うのです。
下山予定の中村の学校横に自転車をデポして葛川坊村の駐車場に車を駐め出発。
連休初日は全国的に晴れマークです。
鎌倉谷から急な尾根を我慢30分で林道に出会い、緩やかになって来た頃ブナ平で一息。
580M頃から右斜面はシャクナゲ林を見ながらの歩きになりますが、花はあと少しで咲きそう。
稜線尾根になる頃足元のイワウチワ(トクワカソウ)が満開。
芽吹き前の雑木林は明るく谷には残雪も残り、芽吹き前の裸木に今日の日差しは暑いぐらいです。
立ち止まっていると上から水がポタポタと、見上げるとブナの切り口から滴り落ちてます。
鎌倉山山頂からは霞みながらも北山方面、反対方向は比良山系が見えます。
縦走路からオグロ坂峠までピーク14程あり、アップダウンの繰り返し。
進行方向右に北山を見ながら、絶対尾根伝いに行ってはいけません。
二重山稜(2つの稜線が平行して並ぶ地形)なのでピークの場所から尾根が歩きやすそうに思え、
騙されそうな地形が次から次へと待ち受けてます。
注意しながら歩いていてもテープが2,3メートルおきにあるじゃありませんか(・o・)
これでは間違い尾根に入りようがありません。
歩く人が心配なのか?人のためと思って付けたのか?いずれにしろ歩く人が増えたのでしょう。
それに大きな指示の標識が3箇所もあり、遭難防止連絡の看板ありと賑やかなでテープ尾根と名づけましょう。
こんな山も珍しい(゜_゜)
何やかやと言いながら無事オグロ坂のお地蔵さまにご挨拶です。
峠から直ぐ尾根に取り付き、相変わらず右に北山方面を見ながら明るい尾根歩きです。

峰床山山頂からは北山方面の先には福井県との県境尾根が墨絵のように見えます。
パンにバナナとスポーツドリンクと簡単に食事を済ませます。
クラガリ谷を八丁平に下り関西屈指の高層湿原を歩きます。
芽吹き前の湿原は場所によってはテープがないと迷いそうなぐらい荒れてます。
単独の方が道を聞いてこられ、私達もガスっていたら方向を間違うかも。
今日は人も少なく静かで暖かくいい感じの雰囲気で、山笑う季節になって来ました。

中村乗越から急斜面の杣道で植林地を下り、標識がある狭い谷に出会います。
1箇所植林帯の中で谷が崩壊し歩きにくくなってましたが、上を歩くと問題ありません。
後は何度も渡渉し慎重に下り対岸の林道に渡ろうと、アレレーーー
ナント傾いていた恐怖の橋がない(・・;)
昨年の台風18号被害の後遺症であろうと思われ、少し下がってダムの上を歩き林道に出ました。
江賀谷沿いの林道も何箇所か壊れ、入り口は車止めがしてありましたが、歩くには支障ありません。
今回は相性の悪い山域もノーミスで歩け満足なのですが、今回は地図とGPS使用は必要なく、
静かな山歩きはなんか物足りない頼りない気持ちになりました。

出会った人  9人
出会った花  ギンリョウソウ ミツバツツジ ヤマザクラ タムシバ イワウチワ ミヤマカタバミ
         ヒカゲツツジ イチリンソウ ネコノメソウ シハイスミレ
         シャクナゲ少し咲いていましたが来週ぐらいが見頃
出会った鳥  カケス ヤマガラ ミソサザイ キジバト コガラ アカゲラ コゲラ ウグイス ヒガラ
         オオルリ カワガラス シジュウガラ ヒヨドリ
出会った動物  リス マムシ(よく肥えてました)
歩行数    2700歩                  HOMEへ

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