蕎麦粒山(1296,7m) 
岐阜県揖斐川町広瀬坂内     2013,11,2(土)     T&A

坂内村広瀬坂内大谷林道  西俣出合6:45~P1075 9:30~山頂10:40 発11:15~登山口14:05

一度は訪れたい山、二度と行きたくない山、知る人ぞ知る奥美濃の名峰蕎麦粒山(そむぎやま)に行って来ました。
奥美濃の槍とも言われ東の屏風山に西の蕎麦粒山と言われるぐらいの鋭鋒。
躊躇していましたが、最近尾根コースが歩かれているので、こちらなら歩けるかなとチャレンジしました。
自宅を夜も明けやらぬ4時出発ですが、坂内村道の駅には1時間30分で着いたので夜が明けるのを待って現地に。
大谷川に沿った林道を4分ぐらいで通行止の看板がある駐車場に。
西俣出合をすぐ河原に降り渡渉地点を探しながらピンクテープ頼りに無事渡るが、不明瞭な草むらの中を歩くと道がありました。
後は問題なくしっかりした登山道を登り、と言っても最初は穏やかな道も、すぐに一気に高低差500mの急勾配の歩きになります。
覚悟していたので自分にガンバレ!コールをかけながら、汗がじわりじわりと・・・(-_-;)

ブナ林が出る稜線尾根になると穏やかな道になり、余裕も出てきてこれから行くピラミダルな山頂が見え隠れしてきました。
P1075から60m下り280mの登りになり、ここが踏ん張りどころ
アップダウンの笹ヤブ道はしっかりしていて迷うことはなく、シャクナゲの尾根からは見晴らしも良くなります。
木を掴んだり、笹をかき分けながら奥美濃の山は藪だらけも今の季節藪蚊やヒルはいません。
これが最後の登り、と思いきやまだ続いているやんか(*_*)ニセピークが何回あったかな!!
後少しと思っていると足元の木の根にけつまずき少しだけ転げ落ちそうになり、呼吸を整え小休止。
ナントか気を取り直し歩くと、すぐに山頂なのでした。
誰もいない山頂からはガスがかかりなにも見えませんが、360度の景色を想像しながら長年温めていた山頂に立て(゜_゜>)ウルウル
汗をかいた身体はすぐに冷え、カッパを着て久しぶりに温かいカップ麺を食べ、季節は晩秋の装いに。
下りは周りを見ながら黄葉し始めた木々に秋の日差しが差し込み、山が黄金色になり輝いて見えます。
しかし余裕の歩きもすぐに、厳しい下山道が待ってます。
転けないよう1歩1歩慎重に下り急勾配の道も大谷川まで来ると、やっと今回の山歩きお終い。
最後の渡渉も水が入るのも気にならないぐらい滿足で、心は満たされていました。(*^_^*)

出会った人 18人
歩行数    21500歩      HOMEへ

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