霧中の武奈ガ岳(1214,4m) 
大津市比良山系        2013,6,22(土)      T&A  曇り

イン谷旧リフト跡駐車地5;40~神璽谷道~北比良峠(旧ロープウエイ駅跡)7:40~八雲湿原~
イブルギノコバ~山頂9:15~スキー場跡~八雲湿原10:05  発10:20~カラ岳~関電道~イン谷駐車地12:35

前回神璽谷から北比良峠を歩いた時、武奈が「おいで おいで」と言っていたので今日は訪れましょう・・・?
雲がかかり谷歩きも薄暗いかんじですが、お日様がないぶん涼しく汗知らずの快適な登りになります。
最後の谷から尾根道を迷わず選択し、僅かな踏跡を頼りに木々を掴みながら急登20分です。
下山もこちらを利用しようと思っていましたが、あまりにも急登でリスクが多いので下山は取り止め、無理をしないのが私達流。
最後芝生の上に出た時はホット一息休憩です。
そこからの眺めは先ほどの緊張から解き放たれ、雄大な雲が湧き上がり心地良い開放感にひたりました。
八雲湿原でモリアオガエルの産卵時を待っていました、とばかり池の中に赤へら軍団が待ち構えてます。
これも自然の摂理何でしょうが、カエルがかわいそうやな~(T_T)

イブルギノコバコースの谷道はこの時期初めてなので、新鮮な気持ちと今日のガス(霧)の中は幽玄の何も見えない空間が漂ってます。
そんな静寂な空気をやぶるようなカッコウ、ホトトギス、ジュウイチの啼き声が聞こえ、初夏の山歩き満喫。
道にそって今が見頃の薄水色の優しいコアジサイの花が咲いています、コアジサイロードとしましょう(*^_^*)
「雪の無い時はこんなんやったなあ」「写真を写すのに分かれ道の片方を三脚を構えている人がいて、標識が隠されていて間違いコースに入ったこと
があったなぁ」と過去の話に話が弾みます。
山頂はあと少しなんですが(゜_゜>)雲の中なのでなにもみえません。
今日は一番乗りと思っていたところ、単独行の方が降りて来られました。
山頂は視界20Mもないぐらいガスで何も見えず、即下山し新しい標識が設置されている分岐からスキー場跡へ向かいます。
ブナの原生林から雑木林になる頃、目の前のウツギの白い花が浮かびグリーンミストの・・・・幻夢の世界が!!
人気の山は人と出会うのが当たり前なのに今日の山は静寂そのもの、こんな山歩き 素敵すぎます。(*^_^*)
自然回避の八雲湿原で休憩。

誰もいない静かな時間が流れ、すっかり様変わりした八雲ヶ原は、休憩には最適の森のオアシスです。
古木の杉に囲まれた所でおにぎりを食べて休憩、改めて比良山系の素晴らしさ再発見です。
カラ岳経由の安全な関電道ルートで下山することに。
安全ルートなのでと言っても最後まで気を許すことなく歩きましょう。
駐車地につく頃には青空が広がってきました。

出会った人    20人
出会った鳥    ホトトギス カッコウ ジュイチ ツツドリ オオルリ ミソサザイ ホオジロ  カケス ウグイス ヤマガラ シジュウガラ
出会った花    サワフタギ オカタツナミソウ ヤマボウシ ヤブデマリ コアジサイ トキソウ  ギンリョウソウ 朴の木の花 ウツギ 
 
歩行数       31800歩              HOMEへ

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