森山岳(1080m)から白滝山(1022m) 
大津市比良山系        2013,5,5(日)          T&A  晴れ

大津市坊村中村町R367沿い駐車7:00~鉄塔巡視路尾根~長池9:00~森山岳10:00~ジャガ谷~汁谷出会11:00
発11:15~ニシヤ谷~音羽池12:10~白滝山(1022m)~ワサビ大滝13:20~林道出会13:50~駐車地14:45

連休後半も静かな山歩きをと恒例の森山岳を目指しました。
今年の連休は晴れマークが続き、今日は特に晴れマークだけの最高の登山日和です。
何時もの所に駐車し、民家横の獣避けの柵の紐をほどき再び結びなおして出発です。
いきなり急な登りと伐採されたあやしげで崩れそうな巡視路道は緊張し、植林地は伐採された杉が
そのままなので道がわかりにくいのとで1時間は慎重な登りになります。
鉄塔に出ると樹木の中や伐採地は相変わらずの急登でも、長池まで安心して歩けます。
この辺りカタクリの花が咲いているはずがあまり見かけなくなっていて、鹿のしわざか?寂しいね。
長池からは高圧線下の樹木は先端が切られ、関電道は不思議な光景です。
2つのピークをクリアーして関電道から別れ、地図にはないコース歩きになります。
テープ類は少々ありますが、アップダウンと小さな池等を見ながらの静かな山歩きになり気に入っているルートです。
森山岳山頂には2つも標識が出来ていて、最近人気の出てきた証拠なのでしょうね。

蓬莱山や打見山からは賑やかな大きな音量で音楽が流れてきて、いきなり俗世間に入ったような感じです。
ジャガ谷からは小川が流れる早春の景色になり、歩きやすい道を選びながら下っていきます。
スキー場のリフト乗り場に出てピークを越すと汁谷出会いになり、ここでシャクナゲを愛でながらおはぎを食べ元気もりもり。
この辺りは少々俗化された光景になり、我慢しながら行くと汁谷の飛沫をあげながら流れる沢と芽吹きだした木々の素敵な渓谷歩き。
最後の彼岸橋の所はロープが張られています。
ニシヤ谷を登り音羽池で小休止。芽吹き出したばかりで周りは明るく、池は黒々と・・・なにが住んでいるのかな?

当初はここから元の鉄塔道の予定でしたが、ワサビ大滝辺りの崩壊が気になり白滝山に登ります。
山頂で単独行の方が滝辺りで道を間違えたようで1時間ロスしましたと大汗をかいておられました。
知人も同じことを言っていた事を思い出しどうなってんのかな?
道はテープがしっかりしてあるので迷うことはありませんが、山頂辺りは芽吹き前なのと笹枯れとで間違えそうなほど荒れています。
ワサビ大滝上の崩壊地にはテープがこれでもかと思うほどたくさんあり、意外にも崩壊の斜面は以前ほど歩きにくい事はありませんでした。
しかし滝直下には登ってくると最初に見える位置に間違いテープが2つもありました。
これは左に眼を向けると問題はありませんが・・・早速間違い場所のテープをはずしました。
バイケイソウ、トリカブト、シダ、ハシリドコロ等毒草ばかり目立った草が芽吹き、鹿食害は深刻な状況。
渓流歩きの時、ミソサザイ、オオルリがと囀りが響き渡り、野鳥達の素敵な声に癒されます。
後はゆっくりと嫌な林道歩きから更に嫌な国道歩きになり本日のロングコース歩き終了。

出会った人  汁谷のハイキングコース  13人  白滝山 5人
出会った花  山シャクヤク カタクリ カメノキ タムシバ スミレ シャクナゲ ミヤマカタバミ ヤマエンゴサク ショウジョバカマ イワウチワ
         二輪草 ハシリドコロ ネコノメソウ キケマン
出会った鳥  ヒガラ シジュウガラ アオゲラ アカゲラ ウグイス コガラ ミソサザイ オオルリ クロツグミ
歩行数     29400歩                      HOMEへ

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