コヤマノ岳(1181m) 
大津市北比良(比良山系)    2013,2,23(土)   T&A

正面谷橋駐車場8:10~金糞峠~奥の深谷源流、コヤマノ岳南尾根分岐10:10~休憩10:30~ヨキトウゲ谷~南尾根鞍部~山頂12:10
発12:50~復路~金糞峠~正面谷駐車場15:20

今回はブナの樹氷が綺麗な比良山系核心部のコヤマノ岳を目指しました。
午後から天気が悪くなるようですが、早朝はまずまずの曇空で無風。
登るかどうか思案していましたが今週は寒気団も居座り山は雪模様なので、たっぷり積雪があるのではとスノーシュー担ぎで出発です。
何時もの駐車場に何時もの正面谷を黙々と登ります。
前回は日曜だったので大勢の人に出会いましたが、土曜日は三々五々適当に人が登ってきます。
自宅からアイゼン装着でマイペースの登りなのであまり疲れもなく金糞峠に到着。
風が出てきたので、コヤマノ岳南尾根分岐まで下り、ここでスノーシューに切り替えも時間がかかります。
甘いお菓子やハチミツレモンで体力を付け再び出発です。
やはり思ってた以上の積雪でトレースはあるもののゆっくりと登り、先行者の若者ふたりはあっという間にいなくなりました。
ここはスノーシューの威力発揮で急斜面もなんのその、厳寒期の雪山の楽しいところ。
時折小雪が舞って少し風も出てきたので、これは山頂も風が強いのではと登りながらランチ場所を考えたりしました。
千手観音のようなブナの木からは植林の杉がなくなり、周りは明るい樹氷の雑木林になります。
風もなくなってくると辺りは静かな山に変わり鳥の声もしません。
雪が音を消してくれるのか私たちの雪を踏みしめる、ザックザックの音だけ・・・それにしても静かです。
雪の重みで地面と一体化した木々は厳寒期限定の素晴らしい光景が見られます。

今回の樹木に付いた雪の華はため息が出る程素晴らしく、メルヘンの世界に踏み込んだみたい(((o(*゚▽゚*)o)))
比良山系の中でも樹氷を見るならコヤマノ岳山頂付近のブナ林がスケールも大きく1番素晴らしいと思えます。
山頂標識も雪に埋もれ、この辺の風雪に耐えた古木ブナは見ごたえがあります。
琵琶湖が見える所でのランチタイムも思っていた程の風も吹かず、ほぼ無風でしたが、手がこごえそうな寒さです。
スノーシューは下りが危ないので私はアイゼンに切り替えますが、この作業は手がちぎれそうなくらい寒かった(つд⊂)
降る途中で18名の団体さんとスレ違い、沈みがちだったトレースは俄然安定してきました。
二人でラクラクと言いながら鼻歌気分になり、明日登る人は楽勝やね(*´∀`*)
何と下りは快調歩きで時間もかからず、そのうち太陽も出てきて、寒かった山頂の事は忘れ次の山行きを考えている私です。

出会った人  正面谷 5人 南尾根 20人
歩行数     19900歩                  HOMEへ

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