継子岳(御岳)2858.9m 
岐阜県下呂市濁河温泉       2012,10,19(金)        T&A

濁河温泉登山口(1800m)8:10~飛騨頂上(五の池小屋)11:50~継子岳12:20 発13:00~濁河温泉15:50

紅葉の山旅最後は御岳の剣ヶ峰から一番端に位置する継子岳登頂を目指しました。
早朝2:20発真夜中に自宅を出発し彦根ICから東海北陸道に入り飛騨清見ICで降り、高山市内を抜けR361をから濁河温泉着(7時50分)。
高速を降りる頃に夜明けになり、薄曇りなので今回もガスの中かと按じてましたが、登山口に着く頃には快晴です。
身支度を整え、綺麗なバイオトイレ手前のポストに登山届を入れて登山開始です。
信仰の山らしく石仏があり、今でも行者さん達の講が盛んな様子が伺えます。
木道や石で整備され広い登山道も登山靴の私は少々歩きにくい状態で、足の運びに集中しなくてわ(。-_-。)
登山道を登っていても静かな雰囲気でシラビソ独特の燻製のような匂いがしてます。 
湯ノ谷が覗ける所に来ると、今度は硫黄の匂いがして活火山の山らしくなってきました。
山は2000m前後辺りが紅葉真っ盛りで、今が一番綺麗なのではと、風もなく今日は登山日よりで嬉しくなってきました。
錦秋の山も一度大雨や秋風が吹くと印象が違ってきますね。
時折野鳥の渡りの群れが飛んでいき、秋から冬の季節の移りろいを感じます。
森林限界の表示ぐらいから高度を感じ、何度も立ち止まっては息を整えゆっくりリズムになりました。

錦秋のカラマツ林 飛騨頂上下

五の池小屋(2800m)まで来るとホットしたものの、谷からの吹上風が強力なので急いで厚めのカッターシャツと合羽使用です。
目的地の山頂を目指しながらの雲上歩きは先程の息が上がっていた事も忘れ、快晴の文句なしの幸せ気分漫歩(*´∀`*)
山頂からはぐるりと日本の名だたる名峰が見渡せ・・・・山座同定に忙しく、南アルプス、富士山、中央アルプスは冠雪していました。

継子岳を望む 岩が林立しているのは人の手が加わっているのか自然の風景なのか?
後ろは乗鞍岳その遠方は北アルプス穂高岳 御岳の剣ヶ峰
中央に富士山 左隣は塩見岳(南アルプス)その左は宝剣岳(中央アルプス) 手前中央アルプスと後ろの南アルプスが重なって見にくいですが

心配していた程には風も吹かず、ここでパンとバナナとスポーツドリンクのランチタイム。
風が吹いていても雨が降っていても食事をとるのが楽なので、最近このパターンで簡単に済ませてます。
四の池は干上がり、五の池は少しだけある水も濁っていました。

蛙岩(無事帰ろ)

下りは木道の階段や石畳も気にならず、予定時間よりも早く登山口に到着です。
市営露天風呂(¥500)に入り、汗と山の疲れを洗い流してさっぱりしました。
ここは秘湯と言われていますが、道路は整備されていて走りやすく、ドライブには素敵な所です。
源泉かけ流しで温度といい、ロケーションといい、お勧めの温泉です。
今日の宿泊地はR361沿いの[道の駅たかね工房]で、静かな山の中は真っ暗闇の所だよ!

出会った人  平日なのか誰にも会いませんでした。
出会った鳥  マヒワ(群れ) ホシガラス ルリビタキ(メス) ヤブサメ ウグイス
歩行数     26000歩                   HOMEへ

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