森山岳(1080m) 山笑う 
滋賀県大津市葛川中村(比良山系)         2012,4,29(日)      T&A  晴れ

中村町水道施設入口7:45~長池9:45~1080mピーク(森山岳)10:40~ジャガ谷~汁谷出会い11:45
発12:05~汁谷~白滝谷~牛コバ14:05~中村町R365沿い駐車地15:20 

ゴールデンウイクー初日は今年も葛川中村からの巡視路鉄塔道から自然いっぱいの森山岳です。
比良山系はどのコースも多く人と出会い静かな聖域は失くなりつつあり、マイペースの歩きが好きな二人はこのルートがお気に入りです。
民家横の道は獣よけの簡易な扉が紐で固く結ばれていたので、紐を解き、元のように結び直し急坂を登ります。
植林の所では枝打ちされた杉で道が不明瞭になってきたので、オシロ谷を直登する事にしました。
伐採された所では4月末とはいえ少々暑く半袖に切り替え,、汗びっしょりの登りになってきました。
冷凍していたハッサクや干し柿の冷たいのが喉を冷やしてくれ心地よく又、今回は水1リットル持参です。
長池までは予定通りの時間で登れ、巡視路分岐から複雑な丘陵地を1080mピークを目指します。

このピークを超えここをすぎてと言いながら、地図なしで歩けるようになりました。
相変わらずなんの変哲もない静かな山頂から今回初めて武奈ガ岳や蓬莱山が見え、今日は比較的空気が澄んでいるようでした。
さあ~これからは慎重にと二人で記憶を思い起こしながら、ジャガ谷を下る事に。
このルートは癒し系の小川さらさら鼻歌が出てしまうほど素敵で、コバイケイソウの勢いある新芽が今まさに春に目覚めたよう。
小さな小川の徒渉を数度繰り返して滝平のリフト横に渡渉して、汁谷を目差し少々登り返します。
ランチタイムは木陰がほしいねと言うものの、まだまだ芽吹き前の汁谷では無理のよう。

雪解け(雪分け)が進み水量が多く白滝谷を下るにつれ、迫力ある光景にしばし写真タイムになります。
季節限定のこんなに満々と流れる水量は見応えがあり、下りの登山道は狭く気を許せなくて慎重に足を運びます。
疲れも出てきたのか足が上がらずつまづいたり、トラバースの所ではずり落ちそうになりと、反射神経も少しずつ衰えてきちゃた。(´∀`*)ウフフ
何と橋が壊れて下流へ流されているじゃありませんか((((;゚Д゚))))
ここは思案のし処でゆっくり辺りを観察し、Tは長靴なので大きな岩を渡り無事通過。
私は大きな木が横たわっているので最初はまたぎましたが、藤つるを頼り何とか掴まりながら渡る事ができたよ(*´∀`*)
足がもう少し長ければ問題なかったのかな?(^0_0^)
こんなハプニングも又楽しいねと言いながら牛コバで美味しい水をたっぷり飲み、暑かった山歩きも終盤になります。
シラクラの壁の下の木々はパステルカラーの優しい色合いになり、俳句の季語「山笑う」を実感。
麓の明王院付近は新緑が眩しいぐらいで、目に青葉の季節になってきました。
新緑たっぷりの山麓と登るに連れて早春のような山の装いを楽しめ、雪解けの迫力ある水量に感動し、山歩きをしている者だけのお楽しみを
味わえた有意義な1日でした。

出会った人  汁谷 15人ぐらい 白滝谷 2人
出会った花  キケマン タムシバ バイカオウレン ハシリドコロ 山桜 スミレ(シハイ、タチスボ) カタクリ ミヤマカタバミ イワウチワ
         エンレイソウ ヤマエンゴサク シャクナゲ(1分咲き) ショウジョウバカマ 
出会った鳥  ウグイス ヒガラ ヤマガラ コゲラ キビタキ アオゲラ ミソサザイ オオルリ
歩行数     31800歩                HOMEへ

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