白山(2702.2m) 
岐阜県大野郡大白川村            2011.10.8日(土)~9日(日)      T&A

10月8日  自宅6:25~彦根IC~東海北陸自動車道庄川IC~R158~R451大白川ダム11:00
        登山口11:30~大倉山避難小屋14:20    泊
10月9日  小屋6:15~室堂分岐7:50~御前峰8:45~発9:15~避難小屋11:00~発11:30~登山口13:25

【8日】 3連休もお天気が良さそうなので、まだ歩いていない平瀬道から白山登頂を目指しました。
私の遅い足ではどう考えても日帰り登山は無理なので、避難小屋利用にしました。
連休初日とあって高速も一般道も車がいっぱいで、行楽シーズンらしく混雑しています。
目的地の大白川ダム駐車場も満杯の所、偶然にも登山口に一番近い所が空いていてラッキー。
身支度を整え平瀬道、大倉尾根の登山開始。
私のリュックの重さは11キロ(水3リットル)避難小屋泊まりは久しぶりです。
マイナス3度の寒さに耐えられるシェラフを購入したので、少々の寒さ対策は大丈夫。
原生林の中急登と平行道の繰り返しは、あまり足に負担がかからなく又背中のリュックの重さを感じることなく歩けます。
登るにつれ眼下にはエメラルドグリーンに輝く白水湖が見え出しました。
すれ違った登山者の方が今年の紅葉は台風の影響で葉が枯れて悪く残念です。
紅葉すれば息を呑むぐらい、素晴らしく溜め息がでますよ!との事
これはこれは是非とも、再度おとずれなくちゃ('_')
小屋は最近建て直されたのか綺麗で10名ぐらい泊りはOK、トイレは携帯用(協力金\200)使用、水場  なし
しばらくすると小屋内は10名になり今夜は人間の体温で寒さは心配無用。
5時ごろからあちこちでガスの音がしたので、我が家も夕食としましょう。
今夜はギョーザ鍋と少々の野菜と焼酎でホッカホカ。遅くに1人泊まりで11名です。

【9日】 4時半ごろからごそごそと起き出している様子なので5時ごろから我が家もお湯を沸かします。
パンにコーヒーと簡単に済ませ、朝の携帯用トイレ使用も済ませ、サブザックも軽やかに出発。
朝日を背に夜露に濡れた登山道から標高をあげるにしたがいモルゲンロートに染まる山の景色が見え出しました。
徐々に青空が広がり振り向けば雲海の彼方に眺望抜群の景色が広がり、何度も見とれては立ち止まりため息が出ます。

ハイ松の樹海を過ぎると室道との分岐に出て石畳の整地されたジグザグ道を山頂へ。
雲海につぐ雲海がどこまでも続き、、近くに御嶽、乗鞍岳その先には北アルプス、南アルプスが悠然とそびえてます。
山頂に立つと新たな感動が湧きますが、今回のこの景色は信じられないぐらい天にも昇る気持ち・・・そんなことないか! 
3000mには満たないが山頂にはシラヤマヒメ大神、イザナギ・イザナミノミコトを祭神とする白山信仰の奥宮があります。
続々と人々が登ってきます。名残りおしいですが展望が素晴しいコースなのでゆっくりと下山開始。
景色を堪能しながらゆっくりと思っていたところ・・・続々と人が登って来てすれ違いに気を使い時間が結構かかりました。

登りの時はこんな道やさしいね!と言っていても下りとなると、なんでこんな急な道やねん・・・
疲れも出てくるので小石に乗らないよう、踏ん張ってと集中力がいり気を使います。
登山口に着いて靴とお別れする時はホット安堵し、足が開放される時の心地よさはそれはそれは・・・満足感でいっぱい。
後は源泉かけ流しの露天風呂(\300)に入り更に満足度100%・・・山はやめられません。
今夜の宿は[白鳥の道の駅]車中泊です。

出会った人  大勢でカウントできません
出会った花  アキノキリンソウ リンドウ ナナカマドの赤い実
出会った鳥  ホシガラス
8日  歩行数  10000歩  9日  28000歩
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