甲斐駒ヶ岳(2965m) 
長野県長谷村、山梨県南アルプス市           2011,9,24(土)    T&A

     駒津峰より 甲斐駒ヶ岳を望む

北沢峠(2030m)6:40~双児山(2649m)8:30~駒津峰~山頂10:55
山頂発11:15~駒津峰12:50~北沢峠15:00

今回の秋山山行は台風一過の通り、文句なし最高の条件が揃いました。
台風15号の日本接近までは迷走していましたが、上陸すると駆け足で日本を去って行ました。
23日移動日で仙流荘横無料駐車場で車中泊です。
バスは今が登山シーズンなので満席次第出発になり、私達は5台めで5:40に出ました。
北沢峠は広くて有料トイレが設置され早朝にもかかわらず沢山の登山者に出会いました。
視界の利かないシラビソの樹林帯を登り、双児山から低木のゆるやかな尾根を行きます。
視界が広がり頭上には紺碧に近い青空が、そして高度を上げる事に山の景色が徐々に見え出しました。
甲斐駒ヶ岳が駒津峰越しに見え、あの白砂の上まではまだまだ歩かなくちゃ!!

双児山から駒津峰越しにあの白い頂きへ・・・遠いなあ~ 一旦下ってから駒津峰の急な登り・・・・きつ~い

伊那市からは甲斐駒ヶ岳は東駒ヶ岳、木曽駒ヶ岳は西駒ヶ岳と言われているらしい(バスの運転手さんより)
駒津峰への登りは見た目よりきつく、時々北岳や仙丈岳に眼をやり自分を励ましながら登ります。
駒津峰から六方石ぐらいはアップダウンの痩せ尾根で慎重になる岩道です。
六方石を過ぎると甲斐駒ヶ岳がドーンと立ちはだかりあまりの迫力に、気合を更に入れます。
花崗岩の大岩の直登コースと巻き道に分かれますが、もちろん私達は巻き道です。

双児山の先には南アルプスの貴婦人 仙丈岳 紺碧の空と花崗岩の白砂はまぶしいね!
山頂の祠 お地蔵様にお手合わせ 鳳凰三山の先には富士山

最近は山ガール、山ボーイのスタイルが流行り若い人が多くなってきました。
彼らは足も長く早歩きなので、マイペースの私達はどうぞお先に行ってねの連続。
最後は白砂のくずれやすいザレている斜面をひと踏ん張り。
久しぶりの紺碧の空と日本三アルプスや名だたる名峰が全望のご褒美もダイダイ花丸。
北は白馬岳から後立山連邦、笠ヶ岳、白山、御岳、乗鞍岳、北アルプス、目を転ずれば仙丈岳、北岳の後には南アルプス白峰三山の後方に塩見岳
中央アルプスやオベリスクのある鳳凰三山の後には富士山が・・・そして八ヶ岳、奥秩父の山並み。
山座同定をするのも感慨深く、よくまあ2人で歩いたもんだと呆れています。
過去に登った時の事等、色々思い出し山は何度でも楽しめますね。
パンをほうばり、コーヒを飲んでいても風が冷たくゆっくりできないので、少し下がった岩の所でもういちど休憩です。
同じ道を戻りますが、帰りは写真を撮りこの雄大な景色に堪能しながらゆっくり降りました。

いっきに下るので早いペースになりました 長野県のお洒落な山ボーイと滋賀県の山姥のショット  イェ~

標高3000m近くの山はお天気次第で印象も違いますが、こんなにも綺麗に見えたのは久しぶりです。
峠に15時に降りた所バスがエンジンかけていて、満員になり次第出発なので急いで乗車しました。
所要時間  50分ぐらい  バス代 片道\1100 荷物代\200  計 \2600×2 也
そこから3キロ離れた 入野谷 ゼロ磁場(気揚)の温泉(\600)こちらは静かでゆったりとしていました。
今夜の宿は(南アルプス長谷)の道の駅で車中泊です。手作りパンが人気ありますよ。

出会った人  さすが南アルプスの中でも人気のある山なので多くの人と出会いました
出会った鳥  メボソムシクイ ホシガラス ハチクマ 
歩行数     24300歩
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