石鎚山(天狗岳 1982m) 

愛媛県西条市久方高原町            2011,7,30(土)

国民宿舎横6:20~土小屋コース~第2鎖り場、第3鎖り場~頂上(弥山 1921m)9:10~天狗岳(1982m)9:25~
弥山9:50~巻き道経由土小屋コース~国民宿舎下駐車場11:40

昨日剣山に登り、見の越からR438経由高速徳島自動車道美馬ICから乗り、川内ICで降りR494に入ります。
県道R12から石鎚スカイライン(今は20時まで開いてます)を一路へ、無料駐車場のトイレありに停めました。
ここはあまり利用されてなく、静かな夜は4台だけです。

お花畑 山アジサイ、タマガワホトトギス

少し上の国民宿舎横の登山道から山道になり、2の鎖場手前まで遊歩道のような足にやさしい道です。
葉をいっぱい広げたブナ林は朝の光を浴び、登山道までは届かず涼しく快適です。
途中斜面には今が見頃のお花達が咲いていて、あの名前は?これは何?とうろ覚えながら話が弾みます。
いいですね、高山植物にこんなに沢山出会えるとは思ってもいなかったので・・来てよかった。
開けた所から本日の頂上が見え、スックトして天を突くようないい形の山に心弾みます。
2の鎖場小屋から今回核心の鎖場登り開始です。

聞きしに勝る迫力がありほとんど垂直で、2の鎖 65m 3の鎖 67mです。
鎖は手で掴み石の窪みを利用するもの思って登り始めましたが、大きくて太いので戸惑いました。
そのうち足場確保も難しくなってきたので、膝利用や鎖に足を入れました。
これが結果的に楽になりゆっくりながらも確実に高度をかせぎます。
第2鎖場を登りきると平地になりここでエスケープ可能です。
杖がじゃまになるので置き、次の第3鎖場にチャレンジです。
こちらは先ほどより幅が狭く鎖2本で足を鎖に入れながら、途中身体は宙に浮きますがゆっくりですが少々馴れてきました。
登りきると腕、足はしばらくガクガク、喉はカラカラ、緊張から解きはなれ小休止してほっとしました。
弥山山頂小屋や奥宮から最終目的の天狗岳が早くおいでと招いてます。
先程の腕や足の震えが治まってからさあスタートです。

天狗岳を望む 天狗岳山頂

痩せ尾根の岩歩きはこちらも少々緊張します。
最後の所で私は足を上げるのが面倒くさくなり、下の笹道を行く事しました。
天狗岳登頂からの眺めは素晴しくとうとう登れた感動でウルウルし、晴れの快適登山が出来気分は高揚してます。
今頃は新潟県の山にいるはずが何故?役の小角が呼んでくれたのかな?
途中おじさんが覗きをしてごらんと盛んに薦めてくれます。〔楽になるでー〕
岩の上に腹ばいになりながら下を見ると・・・ほんまや!落ちたら最後あの世行きは簡単で楽になるなあ~
下りは頑丈な金網の足場が作ってあり、お下さんを行き元の土小屋コースをのんびり下山です。
福島、新潟、群馬と記録的な大雨が降ってるらしく、当初予定地からは遠く離れた四国に切り替えて良かった。
  
今から約1300年の昔、役小角により開かれた天狗岳、弥山からなる石鎚山は信仰の山として知られ、又日本7信仰の
一つに数えられる急峻な修験の山です。

動画(音注意)

出会った人  多くの人が登ってました
出会った鳥  ホトトギス クロツグミ ウグイス コガラ トラツグミ コマドリ 
出会った花   ギンバイソウ ヒメシャラ タカネオトギリ イヨフウロ ハガクレツリフネ ヤマアジサイ ミソガワソウ ミヤマノダケ
         トゲアザミ シモツケソウ ナンゴククガイソウ コオニユリ ヒヨドリバナ モミジカラスウリ 他
歩行数     21750歩 
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