油日岳(693m)・忍者岳(728m)
滋賀県甲賀市、三重県伊賀市 2010,11,3 T&A
伊賀市奥余野森林公園7:50~油日岳8:50~忍者岳9:15~三馬谷滝合流10:05~登山口10:35
鈴鹿山系県境南端を締めくくる油日岳は油日神社の御神体として低山ながら岳大明神を祀る存在感ある山です。
白洲正子さんの〔近江山河抄〕を読み何時かは訪れたいと思っていました。
比良からは遠く思い切って歩こうと早朝出発し予定通り余野公園にうまく行けました。
コース予定は三馬谷滝を行き油日岳から倉部岳を下り東海自然歩道に合流して奥余野公園でした。
紅葉には後一息の谷の徒渉数回していきなりの激登り。
鈴鹿はいつも意表をつく登山道になり、ふくらはぎを充分使い,樹木を掴みながら稜線尾根に出ると山頂です。
杉林の薄ぐらい山頂は見晴らしもなく那須ヶ原方面に行きました。
油日岳から神社道が合流する道までは痩せ尾根ながらも歩きやすいですが、
加茂岳を過ぎたぐらいからはガレている痩せ尾根になります。
崩壊場所もありへっぴりごしになったり緊張しまくりになりながらも痩せ尾根歩きが続きます。
忍者岳の標識が目に入りそちらへ進むと三馬谷滝の表示がありここを下ることにしました。
後で確認するとここが間違いの元でゆっくりと再度地図を出せばよかったのだけど、これが本当の忍者用の道でした。
花崗岩のザラザラした下りも半端じゃなく立ち木につかまったり腰をおろしてそろりそろりと激くだり50分。
テープがあるので心配なく下れますが、なかったら判りにくいコースでした。
谷に合流して人心地がつき当初の予定の東海自然歩道までぐるり回ることができませんでした。
忍者にだまされたようで恐れ入りましたの山歩きでした。
この辺りは壬申の乱の古戦場でもあります。
油日神社 | 油が奉納されていました |
出会った人 1人
出会った花 コウヤボウキ アザミ マツカゼソウ
歩行数 9000歩
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