浅間山(前掛山 2524m) 
群馬県 嬬恋村  長野県 小諸市            2010..20(月)          T&A

浅間山分岐  セェルターから前掛山

車坂峠(1973m)9:05~表コース~黒斑山分岐10:35~草すべり~湯ノ平口11:15~前掛山13:05
発13:35~湯ノ平口14:40~トーミの頭15:50~中コース~車坂峠16:50

今年の猛暑も終焉を告げるかのように日本列島も少し秋の気配がしてきました。
そんな中久しぶりの山行きは群馬と長野県境の山、活火山の浅間山に行って来ました。
今年の4月から警戒レベル1になり前掛山まで登山許可が出ていて、今日はロングコース覚悟の歩きです。
しかし早朝から雨が止むのを待ってからなので出発時間が遅くなりました。
今流行の山ガールや山ボーイのスタイルが行きかう登山口は、ほとんどの方が手前の黒斑山のようです。
ガスも上がり山の姿が徐々に見え出してきて、前掛山が見え出す辺りでは、遠くの山に来ている雰囲気がして気分はグー!
トーミ-の頭を過ぎると問題の草すべりを下りますというより、絶壁の道を九十九折りに激下り。
慎重に歩を進め草原に出た時は帰りにこのコースを歩くのかと思えば、疲れ倍増であまり考えないことにしよう。
樹林帯に入ると火山間と合流した湯ノ平になりさらに行くと賽の河原にでます。

この辺りから火山帯らしくザラザラというかゴロゴロした急坂の荒れた道になり、疲れが増しおまけに風が吹きぬけていきます。
浅間山(登山禁止)からの分岐から稜線尾根を前掛山までは20分程行った所にあります。
ガスが急に出て怪しげな雰囲気になってきましたが山頂の標識は飛んでいて、標識木があるだけ。
浅間山の火口は見えず煙も見えず周りの山並みも見えず強風が吹き抜けるのみで、そうそうに下山です。
分岐手前のシェルターの所で冷えたアルファ米のおこわ飯は更に身体を冷えさせ、寒いランチを飲み込んだようです。
オンタデの葉が荒れた火山帯一面に紅葉し寒々とした景色の中唯一彩りがあり、いい雰囲気になってます。
そうそうにこちらも急ぎ下山して緑豊かな湯ノ平口で一息です。
ここから例の草すべりの激登りにかかりますが途中休憩1回入れ、トーミーの頭に出た時は感動ものでした。
なにを考えて登っていたかといえば、温泉に入って筋肉痛の所をやさしくもんであげよう・・・・なんてね!
振り返れば浅間山に夕日が当たり雄大な景色が見られ、日本の代表する活火山に少しでも近ずけたのだと思うとこれも感動ものです。
こんな景色を見ていると日本は火山が沢山あって地震が頻繁に起こっても不思議ではないなあ~と改めて認識しました。
先程まであの場所に立っていたのだと思うと、私自身まだまだ山に行けると自身が持てたように思えました。
後はのんびりと中コースを下りキノコ達が沢山出ていて目を楽しませてくれ、秋山堪能ができました。
車坂峠にある高峰高原日帰り入浴温泉(\800)に入り、汗をかいた身体に疲れも取れ一息つきました。
後は少し下ったスキー場駐車場に車中泊で、今夜はまずビールをそしてうどんを温めておやすみです。
夜中目を覚ますとオリオン座が綺麗に瞬いていました。

出会った人  大勢です。
出会った花  アキノキリンソウ ヤマハハコグサ マツムシソウ ススキ
出会った鳥  メボソムシクイ
歩行数     28500歩
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