カラ岳西北尾根から釈迦岳(1060m)比良山系 
滋賀県大津市北比良                2010,5,15(土)         T&A

イン谷ワンゲル道登山口7:25~伸爾谷~北比良峠9:35~オガサカ道~八池谷 カラ岳西北尾根取付き10:25~
カラ岳11:25 発12:00~釈迦岳~ワンゲル道分岐12:20~ワンゲル道登山口14:00


村(北比良)の境改めのカラ岳西北尾根を過去2回下りに利用しましたが最後の最後で道を間違えてしまい残念に思っていました。
尾根道の下りはルート・ファインディングが難しい、しかし何としてもこのルートを極めたく(たいそうな・・・)
そこで簡単な下の取り付きから尾根を登る事にしました。
5月の新緑は朝日を浴びキラキラ輝き、若葉の木陰歩きは先日からの寒波がうそのように本来の気候に戻りつつあります。
慣れ親しんだ神爾谷からの北比良峠はテープも多く看板も新しく付け替えられていました。
  
峠直下、砂のザレ場の急登アリ地獄は足場が益々悪くなり、ゆっくり時間をかけて登りました。
今日の琵琶湖は雨上がりのせいかスッキリ、クッキリと素敵な景色が広がり日本一の湖らしく大きく見えました。
シャクナゲが咲いているオガサカ道をドンドン下り八池谷を渡らず、トラロープが目印の尾根に取り付きます。
ここからは登り応えがあり、これまで3時間歩いているのでかなりこたえますが、シャクナゲが咲いているので気も紛れます。
以前失敗した時にはトラロープ3箇所に出会ってないので、それを過ぎたこの辺りかもしれないと思いつつ、結局問題の箇所は判らず
あれはなんやったんやろうと2人で頭をひねりました。尾根下りの難しさ感じた次第です。
  

  
今日のコースで取り付けてあったトラロープは切れかけているのが2本あり、使うときには気をつけてくださいね!!危険です。
今年はシャクナゲの裏年とされていますが、カラ岳の西北尾根のシャクナゲはさすが見応えがありこだわってきた甲斐がありました。
カラ岳関西電力無線中継所横でおにぎりのランチタイム。
日差しが暑くなってきて木陰を求める季節の今日は、空気が澄み目の前には比良山系の主峰武奈ヶ岳がよく見え
遠く雪の白山も見えました。
新芽がまぶしい釈迦岳経由で大津ワンゲル道を下ります。
最初はゆるやかな道も痩せ尾根の岩と木の根の急な下りになってきました。
こんなきつい勾配やったかな?
  
ガレ場の大岩は記憶はあるものの、二人とも過去に歩いていてるのに覚えがなく
反射神経がにぶってきたりしているので、歳がいったなと思え慎重に足を運びました。
そんな話をしながら勾配が穏やかな所からは嫌になるぐらい歩くと登山口が見えてきました。
イン谷の駐車場は朝は5台ぐらいでしたが今は満車状態です。
今日は大勢の人が山に入っているようで大型バスまで待っていました。
痩せ尾根は土が流され益々荒れていくように思え、これからは登り専用に利用することにしようと思いました。

出会った人   6人
出会った花   ウワミズサクラ キケマン ミツバツツジ ヤマツツジ シャクナゲ フデリンドウ シロモジ シハイスミレ タニウツギ
出会った鳥   オオルリ ミソサザイ ホオジロ ヤマガラ ジュウイチ(声) シジュウガラ コゲラ サンショウクイ?
歩行数      21800歩
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