さざえヶ岳(685,5m)
福井県敦賀市 2010、4,18(日) T&A
浦底登山口8:55~サザエヶ岳11:00~カモシカ台11:45 発12:30~一枚岩13:15~浦底登山口14:35
2,3日前には日本列島を季節はずれの寒波がおそい、関東以北は雪景色になり驚きです。
今日は本来の季節の気温になり、お日様も顔を出してきました。
今回は敦賀半島に面した海抜0m(実質海抜30m)からの登りになります。
敦賀半島先の浦底集落の山道を少し入り登山口の標識前に駐車、5,6台はOKです。
日本海の濃い青色は海だ!!と改めて思い、何時の琵琶湖とは違う雰囲気になってきました。
急登の連続も高度を上げるに従い海が見え、スミレの花が励ましてくれ気持ちよく歩けました。
さざえヶ岳山頂からは眼下に水島をぐるりと周る砂浜と、水色した海辺の素敵な景色が見えます。
時間にも余裕があるので西方岳まで行こうと思いましたが、まだカモシカ台に行った事がないので今日はここまで。
カモシカ台は縦走路から5分ほどの大岩に囲まれた所で、西方岳は目の前にあります。
カモシカ台に登ろうと・・・足が上がらない | 春風に乗ってルンルン |
美浜原発が眼下にあり、遠く春霞の先には奥越の山並みがうっすら見え、長かった冬におさらばさらば。
今は残雪もなく暖かな日差しは日焼け止めにと、コッテリ塗ったファンデーションも効き目はなさそうで、
首にかけたタオルがしっかり拭い取り顔が焼けていくように思えます。
汗ばんだシャツ1枚も着替えることなくそのままで、海からの心地よい春風は肌で季節の移ろいを感じられます。
岩の上でランチタイムしていると男性3名のグループが来られ、こちらもランチタイムのよう。
楽しそうな会話が聞こえ思わず笑ってしまい、こんな仲間との山行もいいもんだ。と思いながら
私達が出発の準備をしていると、お盆におうすと羊羹の差し入れです。
山の上の野点 美味しかった! | 元気なおじさん達(失礼)と山の話で盛り上がる |
これが本当の野点。2人ともこんなのは初めてで大感激です。
山の楽しみ方も人それぞれにありで、又の再会を言っあってその場を離れました。
縦走路は意外にブナ林もありで、植林がいっさいない自然そのままの低山でした。
これも海の生活が密着していて山に糧を得ることなく生活が営まれたのではないでしょうか。
前回は花巡りの明るい山行きになりましたが、花の山とは言い難く地味ながら眺めのよい静かな山でした。
芽吹き前の明るいブナ林 | 渡りの野鳥の声が聞こえます |
出会った人 12名
出会った花 ミヤマシキミ コメザクラ タチツボスミレ シハイスミレ ヤブツバキ タムシバ ショウジョウバカマ ミツバオーレン
カタバミ カンアオイ イワナシ イカリソウ モミジバイチゴ
出会った鳥 ヒガラ カラス ウグイス ヒヨドリ(群れ) ヤマガラ メジロ シジュウガラ コガラ カケス(ムレ)
歩行数 20700歩
HOMEへ