釈迦岳(1060.3m)比良山系 

大津市北比良                2010,4,4        T&A

JR北小松8:17~楊梅の滝登山口8:50~涼峠9:35~ヤケ山~ヤケオ山~フジハゲP1010m11:35
発12:00~釈迦岳12:15~カラ岳分岐~旧リフト跡~イン谷出会い~自宅15:00

日本列島桜前線北上も比良山麓はあと1週間で満開になりそうです。
そんな中、春山の花を愛でに釈迦岳を訪問しようと北小松から大石道を歩く事にしました。
下山の事を考えて私達には珍しくJR利用の登山ですが、これは林道歩きを覚悟して少々時間がかかりそう。
このコースは釈迦岳の下りに利用はしても登りは初めてになり、こちらからはキツイ登りになりそう。
今日は快晴の予報どおり春の陽気は服を1枚脱ぎ又1枚脱ぎと登り始めてから40分もすればシャツ1枚で充分です。
ヤケ山までシキミとアシビの林で鹿も嫌いな葉が目立ち下草は全くなし。
ここからは急な登りの連続になり違う角度からの山道は、目線がこんなにも違うと初めての山のようで新鮮な気持ちになります。
ゴォーゴォーと頭上を風が吹き抜けていき木々が大きく揺れ、これからは尾根歩きなので飛ばされないようにしなくては。
ヤケオ山を過ぎた辺りから崩壊斜面が数箇所あって、高島市側の斜面を利用したりと以前のイメージとかなり違い戸惑います。

ベニドウダンツツジの尾根道には少し雪も残り、本来の登山道は崩壊してきて歩きずらく違う道が出来つつあります。
あと一つのピークをこなすと釈迦岳山頂ですが、足も疲れて来たのと山頂は見晴らしもないのでガレている所で休憩。
風避けの斜面は琵琶湖眺望抜群、しかも陽だまりの所なので暖かく、久しぶりのおにぎりランチも春山らしくなってきました。
釈迦岳の山頂は何も見えず記念写真だけ撮ってリフト跡・カラ岳分岐方向に下ります。
芽吹きにはあと少しになり,雪で押さえつけられていた木々も元の形に姿勢を直しています。
雪で折られ散乱した小枝を片ずけながら登山道を歩きました。
分岐からの下りは穏やかでこのコースは何度利用したかわかりませんが、花を捜しての歩きは鼻歌も聞こえてきました。
運動不足がたたり肩がつまるとぼやいていたTがごきげんさんで、肩の痛みがなくなったのか軽い足取りで前を歩いています。

旧リフト駅跡から見る比良山系の蓬莱山(汁谷斜面)に少し雪が見え、琵琶湖は春霞で季節は確実に春山らしい趣になってきました。
足元の草花はまだこれからのようでイワウチワが1輪咲き、山麓には山ツツジが咲きだし、春到来を告げていました。
イン谷出会いから橋を渡り山道を抜け田んぼ道を通り、北比良の麓のある我が家に無事ゴールです。


出会った人    6人
出会った鳥    ウソ(群れ) アトリ(群れ) シロハラ ヒガラ コガラ カケス
出会った花    キンキマメザクラ アシビ シキミ 藪椿 イワウチワ(1輪) ミヤマカタバミ キケマン 山ツツジ ショウジョウバカマ キブシ
           タムシバ 
歩行数       29500歩

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