湖北武奈ヶ嶽(865m) 
滋賀県高島市今津町杉山                2010,3,27            T&A

杉山R303沿い鉄塔巡視路9:00~武奈ヶ嶽山頂11:45~鹿ヶ原12:00
発12:30~鉄塔巡視路登山入口14:15

武奈ヶ嶽には角川集落、石田川ダム、ワサ谷、三重嶽、水坂峠、杉山と
6箇所からのコースがあり今回はまだ登っていない杉山コースを行くことにしました。
前日の滋賀県北部は時雨気味でしたが、朝目を覚ますと快晴で比良山系には積雪があるではありませんか。
車で高島市方面を走っていると今日の目的の山も白く輝いています。
リュックには軽アイゼンとロープを入れているので、なんとかなるのではと春の新雪を楽しみにワクワクです。
車はR303沿い登山口近くの空き地に駐車して出発です。
暗い沢を2,3回渡渉し橋を渡ると送電線の鉄塔に行く取り付け斜面に出ます。
テープが頻繁につけてあるので迷う事はなく、この先も問題なさそう。

尾根道は片や椿の林、片や植林で急登と平行の道を繰り返し、イオナ展望台からは雑木林になります。
春の雪はフワフワして急な斜面も問題なく歩け、アイゼンはまだリュックの中です。
武神嶽の標示が出ていて山名はどうなっているの?、国土地理では<武奈ヶ嶽>となっています。

武神池は小さい池ながら山中にあると獣達のオアシスなのではと想像も楽しくなります。
登山道は雪の中で分かりませんが、この辺り複雑な地形で間違いそうに思えますが黄色テープに導かれ迷う事ありません。
鹿ヶ原は笹原なのか藪なのか開けた明るい雪原から山頂が見え出しました。

    鹿が原から山頂を望む      山頂は高島トレイルの通過点

最後の急登はやせ尾根を過ぎ本当の激登りを行くと山頂に出ました。
山頂は見晴らしもなく写真だけを撮り元のコースに戻り、鹿ヶ原の雪原の窪地でランチタイム。
薄曇りのなか時折太陽も顔を出し、春の日差しはサングラスなしではいられない程になってきました。
眺望は抜群で日本海、比良山系、琵琶湖、朽木から県境の山並みと山座同定も又楽し。
朝の雪も池辺りから少なくなりイオナ展望台になる頃には融けて地面が見えてます。
アイゼンは使用する事無くリュックの中で、淡い春の雪ははかなく消えましたが、この時期にこんな低山でも楽しめました。
このコースはすぐに山に取り付き、きつい登りですが見晴らしもよく景色を堪能出来、お気に入りに入れました。

出会った人     0人
出会った動物   鹿 1頭  猿 2頭
出会った花    椿 キンキマメザクラ  マンサク
出会った鳥    カシラダカ(群れ) シジュウガラ カケス 
歩行数       16400歩

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