蛇谷ヶ峰(比良山系 901m) 

滋賀県高島市畑                   2010,3,14         T&A

畑、朽木線林道ボボフダ峠登山口8:20~稜線尾根出会9:10~山頂10:30 
発11:10~滝谷の頭(702m)~富坂バス停13:00=バス13:42~畑13:50~林道登山口着

今日は久々に全国晴れマークになり、春の名残り雪を求め比良山系北部の山に行って来ました。
林道からの登山口は植林の薄暗い谷あいを登り自然林になる頃麓の里が見え、
目の前にはこちらからの比良山系上部にはまだまだ残雪が見えてます。
登山道に沿った谷の水は雪解けで勢いよく流れています。
少し汗ばむ程になり、稜線尾根になると今度は冷たい風が吹き、服を着たり脱いだりと、この季節こまめに調整しなくては。
マダラ雪からまだまだ全面雪があったり、春山らしく頭上では野鳥達の姿やさえずりが確認できます。
新芽が出るにはあと少しですが、今の時期は渡りの鳥や巣作りと野鳥観察には山歩きの楽しい季節になりました。
ビスターリに歩きましょ!!平茸の腐ったのも発見!!

山頂からは文句なしの景色堪能で白山や奥美濃方面の山は真っ白。
福井、滋賀県境辺りもまだまだ雪をまとっています。
比良山系を見ながら早めのラーメンタイム。
ほほに感じる春風は心地よく吹き、素手でも寒くなくこころなしか木々が今にも芽吹きしそうな程のどかです。
以前(滝谷の頭 702m)に表示がありましたが、なにもないこれはと思われる所が気になりここを下ることに。
少し下ると古道らしくなり切り通しの道がはっきりしてきました。
地図には表示がなく、これはこれは昔の人が通った立派な道が麓まで続くであろうと確信して下りました。
下のほうにコンクリの橋らしき物が見え出した所から道が分からなくなり・・・呆然!!道はなくなり切れ落ちていました
じっくりと山の斜面を睨んでいると、山の杭が見え更に青いテープもありここからずり落ちるように下りダムの前に出ました。
沢が交わった所にダムが2箇所あり、ダムで道がなくなっていたのです。
一時はロープ持ってこなかった事が悔やまれ、こんなはずじゃなかったのにと頭をよぎりましたが、ヤレヤレ一件落着。

後はダム用の広い道をどこに出るのか心配しながら富坂バス停に到着、やはり当初の予定とかなりずれていました。
車道歩るきは嫌なのでバス利用に決定。
畑集落から棚田を登り林道に駐車した所に無事着きました。
しかし下りはあまりお奨めできませんが昔の道はうまくつけてあり、これも朽木村との交流として使われていたのでは・・・
予想外の展開になり印象に残る山行でした。

出会った人  6人
出会った鳥  ミソサザイ シジュウガラ コゲラ ウグイス カラス
歩行数     約20000歩

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