轆轤山(ろくろやま)662.8m   野坂山地 

滋賀県高島市今津町天増、福井県若狭町              2010,2,21(日)    T&A

もうすぐ山頂

天増集落本所橋8:30~轆轤山山頂11:50  山頂から下がった所12:10  発12:50~本所橋15:00

今季はまだスノーシュー持参の山歩きをしていないので積雪が多いであろうと野坂山地端の天増川から登山をする事に。
杉の植林からいきなり急登はロープもつけてありますが、今回は稜線尾根まできちんと張られていました。
以前下りで怖かった思いがあったのでロープ持参しましたが最後までリュックの中でした。
しかし30分の激登り後も稜線尾根に出ても雪は全くなし。
道しるべのテープは色々ありましたが10m間隔位に頻繁に付けてあるので迷う事はありませんが、積雪時は慎重にしなくては。
福井県側は植林、滋賀県側は自然林で思ってた以上に、アップダウンを繰り返し周りが自然林になる頃今季初のスノーシュー装着です。
これは簡単に装着できてヤレヤレ!!何しろ物覚えが・・・前回のアイゼン騒動があったので・・・
スノーシューは場所によっては大股で横開きのガニマタ歩きでないと、自分のスノーシューを踏んでしまいこけてしまいます。
快調に歩け、快晴になってきた今日の日差しは心なしか春めいてきて、白銀の世界に浸れ気分も高揚してきました。
山頂からの眺めは若狭湾から青く広がっている日本海に浮かぶような三方五湖。
進行方向には三十三間山への白い稜線が・・・目を転ずれば屏風のような雪をたっぷり懐いた湖北武奈ヶ嶽と三重嶽が。
振り向けば比良山系のシルエットが・・雪山堪能の豪華な景色です。

雪が多くなりスノーシュー威力発揮 森を抜けてようやく明るい稜線へ
山頂手前のピーク 山頂にて(三重嶽を背景に)

四等三角点の山頂標識は雪の下なので取り合えず記念写真だけ撮りここで元に戻ることにしました。
風の通り道らしく寒いので窪地の風が吹き抜けない所でランチタイムです。
暖かくウトウトしそうな位の日差しに浸っているとアレー~目の前をリスが走っていきました。
突然目の前を鹿2頭があっと言う間に走り去りました。
当初三十三間山までと思っていましたが、2回程スノーシューを付けたり外したりと意外に手間取り時間を要しました。
それに帰りは春めいてきた日差しに雪融けが進み、雪も重く感じ足が少々疲れてきたようです。
最後の激下りはロープがあるというだけで安心ですが、やはりここのくだりは緊張かつ慎重になります。
今回は人間には出会わず鹿2頭とリス1匹だけの静かな山歩きになりました。
今年は積雪が少なく後1回はスノーシュー持参の山歩きが出来ればいいのにな~


出会った人    0人  
出会った動物  鹿 2頭  リス 1匹
出会った鳥    ミソサザイ シジュウガラ カケス コゲラ
歩行数      19200歩


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