峰床山(970m) 
京都市左京区久多              2009,11,29(日)        T&A
森の精
久多オグロ谷林道入り口7:55~オグロ坂取付8:40~オグロ坂峠9:55~クラガニ谷~峰床山10:55
発11:20~林道12:30~林道入り口13:10着

晩秋から初冬の景色をゆったりのんびりと楽しみに北山の奥、八丁平の鯖街道をチョット歩いてきました。
麓では紅葉も終えんを迎え、山は裸木になり樹木の姿が見え出します。
こんな葉を落とした樹木が見える晩秋の季節が私は1年のうちで一番好きなです。
樹齢を重ねた姿や雪の重みで倒されながらも力強く這い上がって生きている樹木に感動し、又動物達の棲み処が見えたりします。
この姿を見ていると自分の日頃の気持ちなんて些細な事に思われ、穏やかな気持ちになり樹木から元気をもらいます。
オグロ坂峠近くの笹は跡形もなく、以前のイメージとがあまりに違い驚きで、これも自然現象なのか鹿の食害なのでしょうか。
オグロ坂は昔の鯖街道で重要な位置を占めていたようで今でも峠のお地蔵様は大事にされています。

峠の地蔵様 大切にされているミズナラ(カシノナガキクイムシからの保護)

ここからカシノナガキクイムシによるナラ枯れ予防の為にビニールで覆われたミズナラの木々が目立ちます。
この地域のミズナラは随分大切に保護されているようです。
葉を落とした山はマユミの実のピンクが明るく、これも後少しで、これからは色彩のない景色になります。
笹枯れ現象の八丁平の湿原を廻りこみ薄暗いクラガリ谷を詰めて少し尾根を行くと二等三角点のある山頂に
出ました。
今日は無風で穏やかな日和のもと北山一望の山座同定をしながらランチタイムです。

京都高峰第2位の峰床山は京都側からは林道が近くまで来ているので簡単に山頂に立てます。
人気の山だけあって山頂にはプレートが多くありました。
帰りは尾根歩きでオグロ坂峠に降り、八丁平を周回し、峠のお地蔵様にお別れして、冬の静けさの訪れを
待っている高層湿原を後に、元来た九十九折の鯖街道を行きました。
古道歩きなので足に負担なく山に登ったような疲れは感じられず山歩きを楽しんだという山行でした。



出会った人   2人
出会った鳥   アトリ 群れ  ヤマガラ ヤマバト 



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熊の寝床?

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