若狭駒ケ岳(780m) 

福井県若狭町、滋賀県今津町        2009,10,25(日)     T&A

今津町椋川横谷峠8:30~山頂11:05  発11:35~横谷峠登山口13:45

ブナ林の黄葉が始まっているのではと県境尾根の黄葉を見に行きました。
いきなりの急登20分を登りきると平行道気味になり山は所々紅葉始めています。
山頂まではアップダウンの繰り返しですが、山頂直下のブナ林は心が広々し豊かになります。
静かな山道は野鳥もガラ類の鳴く声ばかり聞こえ、鳥達はこれから迎える冬の準備に忙しそうに思えます。
季節感を肌で感じる事ができる山登りは、昔の出来事が昨日の出来事のように思えたり
何時の出来事か分らなくなることがあります。
それだけ年齢を重ね山登りに費やした日々は心の糧になり潤いをもたらしてくれる様に思えます。
この山に登り始めてからブナ林と出会え、暗い植林から自然林の美しさを知ったのも駒ヶ岳でした。
日本の山はこんな感じであったであろうと思えるような山と巡り合えたのも幸せです。

笑う木

先日来の乾燥した空気はキノコのお出ましにはあと少しのようで、こちらも山歩き人には楽しみの一つです。
初めて来た時に比べ山頂は整備され広くとても深山幽谷とはかけ離れた明るい所になりました。
早めのランチ(鮭雑炊)を食べていると団体さん10名到着。
途端に山の上とは思えない位人間の声が響き渡ります。
早々に出発し元来た道を歩くと団体さん20人ぐらい、更に30人ぐらいの団体さんに出会います。
この山も人に知れ渡りブナ林を求めて歩きに来たのだと変に納得しますが、ルールがね??
山頂の標識や三角点の下で食事はしないで空けておいてね、記念写真を撮りたい人が沢山います。
登ろうとしている道を団体さんが塞いで記念撮影を始めました、これには恐れ入り屋の鬼子母神です。
どうもツアー団体のようで、お客さん至上主義の案内さんが頑張っておられる様子でしたが。
ペンキのマークはやたらに付けないでね、景観を損ないます。
これは今回特に好きな山なので少々がっくり来た次第です。
 
出会った人   カウントできません
出会った鳥   シジュウガラ ヒガラ
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