三周ヶ岳(1292m) 
岐阜県揖斐川町         2009.5.23      T&A

夜叉ヶ池登山口9:00~峠10:50~三周ヶ岳12:10
発12:45~峠14:00~夜叉ヶ池14:15~登山口15:40~林道歩き17:50

春先岐阜県の谷汲山に行った帰り昨年開通したR303の「八草トンネル」を利用しました。
意外に早く登山口に行けそうと計画し岐阜県側から登りに行きました。
結果は泣きの涙の山行きに・・・・・なっちゃいました。
ネットで山開きは6月1日なので人も少ないのでは、しかし花の山なので期待大です。
林道途中で通行止めに鎖が?何で?うそやん!
前に停まっていた軽トラからおじさんが出てきて「ここは6月1日からしか開けられません。」
仕方がないので2時間の林道歩きを開始。
30分程歩いた頃おじさんに登山口まで乗って行くかと声をかけて頂きました。
何でも山開き前の登山道整備の仕事だそうです。この時点ではラッキーと大喜びでした。
登山口からは谷に沿って歩き平行気味のブナ原生林を快適に歩きます。
曇り気味なので野鳥達の歌声は谷に響き渡り初夏らしい雰囲気になってきました。
幽玄の滝から急登になり岩道や狭い登山道からは夜叉壁に昇龍の滝が見えます。
  
ミツバツツジやミヤマダイコンソウが彩りよく見えます。
峠辺りには今庄側からの登山者と合流ですが三周ヶ岳方面は私達だけでした。
以前2回歩いてますが笹薮の勢いが強く感じられこれぞ藪コギ堪能です。
朝一番なので2人ともズボンはビショビショに、笹に負けじと手もフル活用。
 
一等三角点の山頂に着いた時はこんな藪山はイヤヤア・・・もうキイヒン~!!!!
今日は曇り空ながら日差しが少し出てきて晴れ間が広がってきました。
ランチタイムも貸切なので快適のはずが、虫が大挙歓迎しに来てタオルを頭からかぶりサングラスを
しながらの状態です。おまけにカップ麺にも虫が入りにきました。
これからの奥美濃方面は虫対策が必要な季節になりました。
元の道を帰る頃登山者と出会い始めました。
P1230m辺りから眺める山頂は意外にゆったりとして気持ちのいい稜線になってます。
峠から久しぶりに夜叉が池に寄りましたが、一部木道が設置されて以前ような神秘的な雰囲気はなく
管理された池になっていました。
 
峠下で朝のおじさんに逢い16:30まで仕事なので帰りは林道歩きになります。
春の花が残っていたり初夏のニッコウキスゲやマイズルソウは後少しで咲き出しそうです。
予定通り登山口に着き2時間覚悟のアスファルト道を登山靴で歩きます。
足も疲れ出してきた上に、硬い道と重い登山靴は股関節痛と坐骨神経痛を持っている私は悲惨。
予想以上の痛みを伴いながらゆっくり歩きました。
4組ほどの人達に越され越され、車の所まであの角を曲がれば、あの尾根が伸びている所が・・・・・
と思いながら歩きますが一向に着きません。
「もう少し、もうすぐ着く」と自分に言い聞かせ、泣きの涙で車の所に到着した時は足が固まってました。
  
しかし次の朝はそんな事は忘れ次の山は何処に行こうかと思いを巡らしていました。

【動画】 音注意


出会った人  三周ヶ岳方面  10人  池の周り10人
出会った鳥  ジュウイチ カッコウ ツツドリ ウグイス センダイムシクイ オオルリ ミソサザイ ヒガラ
         鷹(はちくま?) アカゲラ 
出会った花  春の残り タムシバ シャクナゲ イワカガミ イワウチワ 
         今が旬   ミヤマダイコンソウ ミツバツツジ キジムシロ ハルリンドウ チゴユリ モミジバイチゴ
                 タニウツギ フジ ウツギ(うのはな) サンカヨウ ユキザサ
         つぼみ   ニッコウキスゲ マイズルソウ コバイケソウ 

  

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