権現山(996m)  比良山系南部 
大津市和邇栗原              2009.1.17           T&A

栗原林道妙道会別れに駐車8:45~登山口10:00~山頂12:50
発13:30~ズコノバン14:05~登山口14:40~駐車場15:20

雪山恒例の権現山参りに行ってきました。
今週の比良の里は降雪が多く道路は雪が融けていても、畑や田んぼは白く雪景色です。
何時もの登山届けのポストまではとても車は行けないだろうと、浄水場横の駐車場に停めました。
凍てついたアスファルト道は滑り私はアイゼン使用でTは相変わらずスパイク付き長靴で歩きましたが、
水飲場からは雪が深くなり二人ともスノーシュー使用に切り替えていると、単独登山者が先行されていきました。

登山口からは水が流れ岩がむき出しになっているのでスノーシューを外し少し登るとトレースもしっかりしているの
壺足で行ける所までと登ろうと。
今日は3月初めの気温との予報どうり、あまり寒くなく植林の下は積雪もたいした事もなく快調です。
ズコノバンまでは何時もどうりの時間で登れましたが、ここからは先程の先行者の足跡だけです。
本来のトラーバース気味の道を行かず、尾根に取り付いた先行の彼の足跡をたどる事にしました。
ラッセルしてあるのでそれなりにこちらは楽チンで登って行き再び本来のコースに入っていきます。
登りにかかる所で彼が降りてきて「最後の壁が無理なので引き返すことにしました」と言われ、
こちらはラッセルのお礼を言って別れました。
私達は彼が踏んだ最後の所から再びスノーシュー装着です。
雪のない時でも最後の登りは胸突き八丁と言っているぐらい厳しい登りになる所を・・・ここを登れば・・・
と自分に言い聞かせTがスノーシューでラッセルした後をついていきます。

スノーシューのクランポン(爪)が効果発揮で急斜面を登りますが、時々利かずにずり落ちた時はキックを強めたりします。
樹木が途切れた一面の白銀の所ではTが急斜面の雪に悪戦苦闘しながら最後の登りを達成しました。
私は後からゆうゆうと最後の斜面を登り終え、今年もここに立てたことに大満足です。

  山頂の標識は堀出してありました

琵琶湖はグレーがかって麓の大津市の大団地や京都方面を眺めながらゆっくりしたいのですが、
日差しはあまりなく寒くなってきたのでラーメンタイムもそこそこに下山開始です。
先程苦労した頂上直下の所をTは膝が痛いと言いながら尻セードで遊んでますが
私は以前尻セードをやりすぎてお尻に穴を開けてしまったことがあり、最近購入した新しい合羽を
傷めないよう丁寧に一歩ずつ下りました。

  楽々の楽しい下山

壺足でかかとから踏み込み雪山の醍醐味を味わいながらズコノバンまであっという間に着きました。
少し下がった植林地から谷に向かってトレースがあるので、はじめてのコースでしたがかなりのショートカット
になるので一気降りし、本来の登山道と合流しました。それにしても早かった!!
この辺りが積雪時限定の自由なコース取りができ、雪山の楽しい楽しい歩きが出来ました。
後はのんびりと歩き、駐車地に着きヤレヤレと空を見上げると青空が広がっていました。

【動画】 音に注意!!

出会った人  3人
出会った鳥  (見) ヤマガラ


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