焼岳(2393m) 
岐阜県、長野県県境     2008.10.4       T&A

          笠ヶ岳         弓折岳  双六岳  水晶岳  野口五郎岳     槍ヶ岳           穂高連峰

10月3日(金)
早朝自宅を出発し今庄IC~富山ICに降りR41を走りR158の旧安房峠から下った所にある
焼岳登山口を確認して再び峠に戻り休憩です。
ここで時間もあるので雄大な穂高岳を眺めながらおにぎりをほうばり、しばし感動の景色に見とれ
Tは穂高岳のスケッチをし、私メは昼寝して時間つぶしをしました。
岐阜県側麓の栃尾温泉の荒神の湯(志\200)に入りゆっくり出来ました。
今夜の宿は「道の駅 奥飛騨温泉郷上宝」です。
ラーメンとおにぎりの夕食を食べ焼酎を飲み始めていると隣に駐車していた三重の方が来られました。
これがご夫婦共話好きで楽しいひと時を過ごせましたが、Tはこれがあだになるとは・・・・・

10月4日(土)
登山口7:05~焼岳山頂10:15  11:00~登山口13:35

今日は文句なしの快晴で空気もからりとして秋山としては最高のコンデションです。
とは裏腹にTは昨日のお酒が残り心臓パクパク二日酔い状態。
マア~時間もたっぷりあり余裕の行程なのでのんびりいきましょう。
土曜日なのと季節・天候と条件は揃い駐車場と道路に、もう30台以上は駐車していました。
樹林帯は緩やかな勾配から木の根道の急勾配になり汗も出てきたので、半袖一枚でも十分です。
やがて森林限界を抜ける手前で中の湯コースと合流点になります。
この辺りのナナカマドの紅葉が青空に映えため息が出るほど彩りのコントラストが素晴しい。

Tもお酒が抜けてきたのか、元気を取り戻し盛んにシャッターを押しています。
抜けるような青空とよく表現されますが、今日のような事なんだと納得しています。
最後の急勾配の岩稜帯を登りきると北アルプス笠ヶ岳が目の前に、眼下にはエメラルドグリーンの
噴火口跡の池が見えます。

噴出口のそばを通り、硫黄の匂い漂う登山道を進むと更に激しい噴出口があります。
シューと激しく噴出する火山ガスはこんな所に人間が入り込んでもいいのかなと思えるほどです。
生きている火山をこんなに真近に見られ感激でした。
山頂は今日の天気にふさわしく大勢の人でにぎわい、北アルプス大展望の景色に大満足です。
野口五郎岳や水晶岳、槍ヶ岳も見え乗鞍岳や南アルプス等など。
もちろん目の前の笠が岳から屏風のような穂高岳連邦は大迫力です。
こうして見ていると以前に殆ど登りましたが、こんな大きな山にどの様に登って行ったのかと不思議な気分です。
何時までも眺めていたいのですが登った以上は降りなければなりません。
意外に若者が多く登って来て、足取りも軽く追い越され追い越されと超スローペースの私達でした。
登り始めの時一緒だった足の悪い彼も無事登り切ったのを確認できこれも山の思い出になりました。
岐阜県栃尾温泉の荒神の湯に入りさっぱりして、道の駅「ななもり清見」で目的の飛騨牛を食べました。
今夜の宿は道の駅「桜の郷荘川」です。
せせらぎが聞こえ車の音もしなくて静かな夜が更けていきます。
 
10月5日(日)
時間もたっぷりあるのでR158を福井県九頭竜川に沿って走りR201にある
越前市の「越前の里 味真野苑」でゆっくりしました。
継体天皇の出身地と言うことで謡曲「花筐」」で有名な継体大王と照日の前との激しい恋を思い???
城福寺では池禅尼の平家と源氏に大きな関わりを持ち、今も平家の末裔であるこの寺の重みを感じました。

素晴しい天気に恵まれ又寄り道も意外な発見がありと今回の山旅は特大の花マルでした。

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