箱館山
滋賀県高島市今津町 2008.9.23 T&A
鷹(八チクマ)がこんなに近くに来るなんて一瞬襲われるのではないかと恐怖を感じました(望遠レンズではありません) 下のススキなどと比較してください。上昇気流が弱かったのか低空飛行が多く肉眼のみで十分観測できました。 |
箱館山処女湖7:45~観測地(旧ロープウエイ山頂駅跡)9:00
恒例の鷹の渡り観測
21日は朝から豪雨で夜も豪雨が湖西地方に降りました。
22日に行こうと思っていましたが薮用が入り行くことが出来ず、23日に満を侍して行って来ました。
今日は朝から秋晴れで心ウキウキ気分で箱館山裏の処女湖横からAコースを行きます。
観測を始めた時からこのコースを歩いていますがトリカブト(キタヤマブシ)の葉が腐っていて、
サワフタギの実が少なく、又シダ類が多く鹿の食害か地球温暖化か様子が変わってきました。
スキー場を抜け旧ロープウエー跡に所要時間約1時間15分で我が家の定点観測所到着。
琵琶湖側は目の前の竹生島がぼんやりして薄曇り状態で、日本海側は青空です。
観測地に着く前にサシバがすぐ近くで飛び出し今日の鷹1号です。
リュックを置くとハチクマがドンドン上がりだしカウントに忙しく28羽もいっせいに上空を目差しています。
サシバは近くで見た事はありますがハチクマが目の前で飛び、しかも頭の上で鷹柱が展開しています。
一時は頭上で旋回し襲われるのではと思われるぐらい接近し、写真を撮ろうと構えますが旧式のデジカメでは無理。
飛びながら脚(あし)で虫を掴み鋭い嘴で食べています。
私達の周りにいるのはトンボばかりで、どうもトンボを餌にしている様です。
八チクマはハチばかり食べるのだと思っていましたがどうもトンボも食べるようです。
9時から10時頃がカウントに忙しく暑い日差しも気にしていられません。
11時30分でボツボツの出方なので今年の鷹の渡り観測はおしまいにしました。
スキー場は草刈りの真っ最中です。
同じ道を帰りましたが、直射日光を浴びた身体は木陰が心地よく、思っていた以上の感動が得られ
来年も来られたらいいねと言いながら我が家の行事が終わりました。
出会った鷹 ハチクマ 160羽 サシバ 1羽 (観測時間 9:00~11:30)
出会った鳥 ヒヨドリ 40羽
出会った蝶 アサキマダラ 15頭
鷹柱:
タカの渡りの際などに上昇気流に乗って複数のタカが竜巻状に旋回上昇をしている状態を言います
鷹の渡りの観測については
http://www.gix.or.jp/~norik/hawknet/hawknet0.html
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