谷川岳(オキの耳1977m・トマの耳1963m) 
群馬県水上町         2008.9.1(月)      T&A

8月31日(日)
早朝自宅を出発し、北陸自動車道今庄ICから関越自動車道水上ICまで。\9650
水上町を谷川岳ロープウエー前を通りマチガ沢駐車場に止め林道を20分程歩く。
一の倉沢にもトイレや立派な駐車場があります。
何度も読んだ事のある谷川岳の一の倉沢遭難記を思い起こしながら、屏風のような険しい岩壁を見て
こんなに簡単に現場に来られるとは!!
滝谷(北穂高岳)、前穂高、バットレス(北岳)等は登ってしか現場を見ることができませんが、ここは
誰でも岩場を見ることが可能でしかも観光地になってます。
林道をさらに進むと多くの遭難碑(レリーフ)が岩に打ち込まれまるで墓場を歩いているように思われ、ここが
日本でも最高のロッククライミングのメッカであり、最悪の岩場なんだと納得しました。

一の倉沢 スケールが大きいのでA3用紙4枚を継ぎ足して描きました                   by Tohru

麓の土合駅(もぐらの駅日本一)を少し見学しようと見に行きましたが、階段は下りませんでした。
何しろ486段 338m(高低差81m)くだるのですから。
今夜の車中泊地は「道の駅水上」で、目の前に利根川が流れ風光明媚な所です。
土合駅
9月1日(月)
ロープウエー天神平駅8:15~天神尾根~トマの耳10:30 10:50~オキの耳~奥の院11:10
11:30~ロープウエー天神平駅13:45
ロープウエー駅は8時から営業なので並らんで待っていると何故か同じ年代の方たちばかりのよう。
私達もですが、夏休みも終わり静かな山歩きの人達がこの時期を選んでいるようです。
駅から1時間程はトラーバース気味の木道があって整備された所を行きますが、夏のなごりがまだまだあって暑く、
久しぶりの歩きとで少々バテバテ状態です。
熊穴沢避難小屋を過ぎると岩場の道になり高度をどんどん稼ぎ、暑くてしんどいなんて言ってられません。
足運びに気をつけ水分を補給しながら肩の小屋に到着。
すぐそこに最初のピーク(トマの耳)が見えてくると元気がでてきました。
今日はガスがかかっていて周りの山並みは何も見えず残念ですが、雨が降らないだけでもましかと・・・
気を取り直し次のピーク(オキの耳)はすぐで写真だけ撮り奥の院を目差しました。

オキの耳山頂  オキの耳直下からトマの耳を望む

痩せ尾根の両サイドは夏の名残りの花や秋の花が咲き心はずむ快適尾根歩きです。
小さい鳥居がある奥の院から一の倉沢の一部が少し見えるはずでが生憎ガスの中。
時折ガスの切れ間から切り立った岩が見え覗くと下はあまりにも切れ落ち込んで見えません。
元の道を行きロープウエー駅前に。
水上温泉ふれあい交流館 一人\550に入りさっぱりしました。
当初予定していた苗場山は天気もあまりよくないのとスタート地点を考え、結局近くの赤城山に変更しました。
しかし手持ちの地図には赤城山の部分がないので従業員の方に相談すると、張ってある群馬県の地図を剥がし
コピーしてくれました。おまけにいろいろアドバイスを頂き感激しました。
上州空っ風とカカア天下のイメージとは程遠いやさしい女性達でした。
早朝 パンを食べていると年配の女性が関西言葉に思わず懐かしくなって話しかけてこられました。
ここでも関西弁なので一人の方が懐かしがってくださいました。
今夜の車中泊地はトイレのある赤城山ビジターセンター無料休憩所です。

出合った人  多くてカウントできません
出合った花  ハクサンフウロウ ウメバチソウ アキノキリンソウ フジバカマ シモツケソウ ウスキキソウ
         リンドウ トリカブト オオヤマボクチ
出会った鳥  イワヒバリ メボソムシクイ

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