三国峠775.9m(高島トレイル) 
滋賀県高島市生杉       2008.5.26      K&T&A

おにゅう峠8:20~P70910:55~クチクボ峠(ナベクボ峠)11:45
発12:10~三国峠12:30~地蔵峠13:40~林道トイレ前14:10

福井県と滋賀県の県境尾根歩きをしてきましたが、気がつけば分水嶺歩きと重複していました。
今回は自力では無理があるので山の師匠K氏に同行をお願いしました。
彼から芦生の森を手始めに福井の山や北アルプスそれに野鳥、高山植物等多くの事を教えて頂き
自然の山の魅力を知りました。
生杉の林道トイレ前に1台停め、ダートな荒れた道で石が散乱していルのでパンクの事を心配しな
がら1台でおにゅう峠に移動して尾根歩きに出発です。
おにゅう峠は雄大な景色が楽しめる雲海の名所だそうです。
お馴染みの黄色のトレイルテープがしてあり迷うことなく尾根を忠実に歩きますが、
峠からいきなりの下りでしかも笹枯れの明るい道はこれから歩く稜線を眺められます。
と言っても山が幾重にも重なりどれがどれか判らないほど複雑な地形のようです。
植林地では杉に今年の熊の傷と思われる痕跡があちこちにあって、思わず鈴の音が
よく鳴るようにセットし直しをしました。

痩尾根が続く オクスゲノ池と倒木  クロツグミが盛んに啼いていた

日本海側から爽やかな風が吹き、たいして汗もかかず、すっかり葉を広げた樹木の
下は快適な歩きです。
持参の地図で確認しながらですがP697、P659とポイント表示があり今自分のいる位置がよく判ります。
又滋賀県側は植林で福井県側は自然林が多いです。
稜線尾根の両側が共に自然林の中になるとやはり気持ちがよく野鳥のさえずりも多いように思われます。
ランチは巻き寿司をほうばりながら芦生の森で熊との遭遇やアカショービンに出会えた話に弾みました。
一年振りの山歩きのKさんは膝が痛み出してきたのでクチクボ峠から生杉に下る事になりました。
彼には庭のような山域で無理のないコースを選択し、ここで彼と別れ私達は三国峠を目差しました。
三国峠(三国岳)は滋賀、福井、京都にまたがりここから地蔵峠を目差します。

イワカガミの群落 二次林?が続く痩尾根

ブナ原生林と別れた所から痩尾根が続き又トレイルテープも見当たらなくなり、再度地図を出し
確認しながら歩きました。この辺りは複雑な地形で間違いやすいと思います。
小さなアップダウンを4回ぐらい繰り返し疲れも足に出だした頃馴染みの地蔵峠上に出たようですが。。。
黄テープは見当たらずグリーンのビニールテープが見え出しました。
峠は目の前なので、Tは無理やり地蔵様の所を行き、私はグリーンテープを追い求めました。
滋賀県側の急斜面に最近ステップを切った跡があり峠のゲートから30m程手前の滋賀県側の林道に
出ました。
後はのんびりと林道をトイレ前まで下りここでKさんと合流しておにゅう峠に車を取りに行きました。
《おまけコーナー》
おにゅう峠から根来坂まではまだ歩いていなかったので往復25分で歩いてきました。
昔の鯖街道で栄えた由緒ある峠にはお地蔵様や標識が多くあり今も人々に忘れ去られることなく
大事にされていました。
 

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