1月の堂満岳(1057m) 
大津市(比良山系)       2008,1,3     H&A   晴れ

正面谷橋8:30~金糞峠10:45~堂満岳山頂12:55 発13:25~ノタノホリ~正面谷橋16:20

子年初登りは大好きな比良山系の堂満岳で,幼馴染のhiromiちゃんと二人です。
正面谷まで送ってもらい女二人の山行はじまりはじまりです。
昨日は一日中里は雨降りだったので山は新雪がたっぷりであろうと思われます。
武奈ヶ岳か堂満岳か迷いながら金糞峠まで。ここまでは予定通りのタイムで来られました。

 正面谷でティータイム 山頂から琵琶湖を望む

堂満岳方面に踏み後があるのでこれならと思い、彼女はまだ堂満岳は未踏なので行く事にしました。
縦走路分岐を少し行き途中から夏道に入りました。アレ~踏み跡がない!!
縦走路の方面はワカンの跡がありこちらは私達が一番乗りのよう。
ストックはなんとか地面に着き新雪に膝まで埋まりますが、天気も上々で時間もたっぷりあるのでゆっくり登りましょ。
とは言うものの何時もTにしてもらっている急斜面のラッセルを今日は私目がしなくては。
腕、膝を使ったり枝に付いている雪を落としたりくぐったりと少々頭を使いながら登って行きました。
どこからか12時の時報が聞こえてきたので時計を思わず見ました。
どおりでお腹が空いて来て疲れもでてきたので小休止し、テルモスから熱いレモンティー(蜂蜜入り)とクッキーを。
再びラッセルしながら稜線に出ると単独の男性の方に出会いました。
男性は開口一番「アア~助かった!!これでラッセルと雪落としをしなくて済む」ととてもニコニコ顔。
そうか、東稜尾根も誰も登っていないのか。もっと早くに出会いたかったのに(ブツブツ)
私達は踏み跡があるので今度は余裕の歩きになり、見渡せば比良山系や北山方面の山並みが見え武奈が岳は雲の中です。

山頂にて 沖ノ島方面

山頂に着いた時金糞峠からは1時間の予定が2時間以上かかりました。フウ~!!
二人の登山者が居られ狭い場所ながらも話がはずみ楽しいひと時をすごしました。
今日の琵琶湖を見ていると先程の新雪との戦いがあったとは思えないような無風で暖かく、
褒美をもらったような報われるそんな穏やかな景色です。
ラーメンタイムを過ごし堂満東稜道を下ります。
積雪時の山頂直下の急斜面は雪の中にダイビングするような感じで、ここなならではの楽しみです。

山頂直下の急斜面にて 静寂のノタノホリ

木を掴んだりダブルスットクをフル活用しながら、樹にまとわり付いた雪景色はお伽林の世界に入ったような錯覚を覚え
琵琶湖を見ながら下ります。
ノタノホリの池でコーヒータイムです。過ぎ去った日々のことやこれからの事など話は尽きません。
長年使用してきた身体はガタガタになりつつあるけれどもお互い大事にしようね。
二人の初山行きは幼馴染の気安さか本音で語り合えます。*** 有難う  又ね!!

出会った人  12人(堂満岳では4人)
出会った鳥  聞く  カケス コゲラ

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