賤ヶ岳から山本山へ
滋賀県伊香郡 木之本町、高月町、湖北町 2007.12.10 T&A うす曇
賤ヶ岳から山本山(最奥)を望む
木之本町(余呉川)沿い大音 一の宮橋8:20~縦走路(余呉~山本山)合流9:00~
賤ヶ岳(三等三角点)421m~赤尾と有漏(うろ)神社分岐~有漏神社11:15
神社近くの浜辺発11:40~山本山(324.4m)14:00~宇賀神社~道の駅15:00
冬の水鳥が湖北の水辺に身を寄せオオワシが飛来する山本山を訪ねる事に。
余呉湖周辺は以前に歩いているので知人にお願いして、愛車を湖北道の駅に止め大音の一宮橋まで
送っていただきました。
今回は野大神(白樫)の猪除けの柵横から登りを開始です。
植林の急な登りですが道はわかりやすく地図を見ながらはいらないようです。
初冬とはいえ今朝は朝日がわずかながら差し込み無風なので少し汗ばむ程です。
冬イチゴの実がいっぱいなっていて採取したいのを今日の行程が長いのでグッと我慢。
余呉(江土)から山本山への縦走路に合流し、広い整備された安全な道になりほどなく賤ヶ岳山頂です。
余呉湖は神秘的な雰囲気の中ガスが湧き上がり遠く雪を冠雪した山並みが見えます。
目を転ずるとこれから歩く山並みが見えその先には冠雪した伊吹山の堂々とした風景が見られました。
標高は低いですが賤ヶ岳から山本山まで7.5kの数回のアップダウンの行程です。
葉を落とした樹木の間からは山並を映し深い緑色をした静かな湖面が見えます。
道は思っていた以上に広く又歩きやすく整備され、落ち葉はサクサクと軽やかな足取りで
里山歩きとはこんな道なんでしょう。
赤尾と有漏神社との分岐を琵琶湖の神社に降ります。ドンドン降ります。
道幅は2mぐらいの所もあって明治8年に赤尾の人々が生活物資を運ぶ為に作った道です。
浜辺に出ると石垣が残り当時の面影が偲べ、又こんな所に立派な造りの神社があるなんてビックリです。
思ってもいなかった行程で山に行っているつもりが湖でランチタイムとはこれまた不思議な事です。
下り20分 登り30分になります。
再び縦走路に戻り初冬の優しい木漏れ日は汗もかかず長い行程も気になりません。
高月町になるとこの辺り「古保利古墳群」が道なりに幾つもあっていろいろ想像し楽しめます。
片山トンネルを過ぎた頃から湖側の斜面にオオワシが来ているので注意しながら歩きましたが、
見つかりませんでした。
山本山は山城で落ち葉で埋まった広い公園になっていて二等三角点があります。
この先は鈴鹿山麓まで平野が広がり、目の前はパッチワークのようなの田園風景です。
竹生島が近く、伊吹山が大きく見え風光明媚な景色です。
宇賀神社に降り道の駅まで車道歩きになります。
他府県ナンバーの車が平日なのに沢山停り、オオワシの撮影に特大レンズを装着したカメラマンが山本山を見ていました。
夕焼けが素晴らしいこの辺りは野鳥の宝庫でもあり特に水鳥は多く飛来します。
出会った人 0人
出会った鳥 見た アトリ(群れ) スズメ(群れ) コゲラ ヒヨドリ ムクドリ(群れ) トンビ カラス(群れ)
メジロ シロハラ ミソサザイ コガラ
(水鳥) カンムリカイツブリ ヒドリガモ コハクチョウ マガモ キンクロハジロ
オオヒシクイ オオバン ハシビロガモ カイツブリ ホシハジロ等
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