鎌倉山(950.5m) 
大津市坊村町     2007.11.3      T&A  晴れ

葛川森林キャンプ村6:50~ブナ平7:50~山頂8:45~オグロ坂10:00~八丁平~
中村乗越10:20  発10:50~江賀谷林道出会11:45~キャンプ村12:50

今年の5月に訪れた時、黄色のテープに頼り不本意なコースに入り迷ってしまったので、
今回はモヤマヤを解消してスッキリしに再度歩いてきました。
前回の失敗については家に帰り落ち着いて確認し間違い箇所は解りましたが、今後鎌倉山を歩く人のために
老婆心ながら黄色テープは外しておいた方が良いのではと・・・
ブナ平までは急登ですが秋の気配を感じながら、たいして汗もかかず快適に歩を進めます。
   
途中美味しそうなクリ茸とハナビラニカワ茸を見つけ採取しました。
黄葉は山頂辺りが少し色ずきだしたかなと言う程度ですが静かな雰囲気の中、朝の陽は柔らかく木の間越しに
差し込み、彩り豊な季節になりました。
広い山頂で磁石と地図を出しコースを確認、ここから道が少し判りにくくなります。
右に京都北山方面を見ながらアップダウンの繰り返しの尾根を忠実に歩きます。
千年杉を過ぎ道なりにそのまま行きしばらくすると前回間違った広い尾根に出会い、
90度の角度で右方向に進めば問題なくオグロ坂に辿り着けます。
前回は鎌倉山方面から来ると尾根に黄色のテープが頻繁につけてあって自然に入り込みました。
もっと以前は笹が繁っていたので道が明瞭で迷いませんでした。
しかし今回は登山道に緑、黄色のヒモ、赤い布とテープと賑やかに付けてあって、迷いようの無いルートになっていました。
黄色のテープは何故かなくなっていて、これで安心しました。
p935に行く広い尾根は本当に曲者で古いテープが色々あって何人かの人達が迷い込んだのではないかと思われます。
雪の1月、春の5月と今年は何故か八丁平に縁があるなあ~と言いながらオグロ坂峠のお地蔵様に報告です。
  
鯖街道として栄えた京までの道は人々から遠く忘れ去られ静かな佇まいの雰囲気を残しています。
高層湿原の八丁平は何時までも現状維持で残しておきたい素晴らしい貴重な所です。
中村乗越との分岐のベンチで早めのラーメンタイムです。
縦走路では誰にも会いませんでしたが、中村方面に下る時には沢山の登山者に出会いました。
江賀谷の渓谷は小さいながらも苔むした岩と水量が豊富で安曇川から琵琶湖に注ぎ人々に潤いを与えます

江賀谷渓流(パステル)  クリックで大きくなります

R367に出てキャンプ場までのんびりと歩き、今年の宿題を済ませた気分です。
クリ茸はすき焼きに。ハナビラニカワ茸はお吸い物に、これが絶品のお味でした。

出会った人  22人
出会った鳥  見た  エナガ ヤマガラ ヒガラ

                 HOMEへ

inserted by FC2 system