南比良峠~堂満岳(1057m)比良山系 
大津市南比良        2007.10.15       T&A   晴れ

堂満岳山頂から 手前 近江舞子の内湖   沖ノ島、能登川、近江八幡の向こうは鈴鹿山脈

深谷横 堂満小屋跡上7:50~南比良峠10:00~堂満岳10:55
発11:30~ノタノホリ分岐13:00~小屋跡上駐車地13:25

暑かった夏はいつしか去り南に渡る鳥達のピークも過ぎ、入れ替わりに冬の渡り鳥が来る季節になりました。
我が家ではモズの高鳴きやヒヨドリの甲高い声が聞こえます。
近場の山なのでゆっくりしようと言ってましたがあまりにも澄んだ秋空なので、急いで山支度です。
林道最後の所に駐車です。「堂満小屋」は綺麗に撤去され更地になっていました。
すすきが生い茂る谷の左岸から何回か渡渉し右岸をつめます。藪道ながらもテープがあります。
二又になった谷の所に大学の小屋があり、ここから深谷に入らず、小屋の後の支尾根?の山道を行きます。

大きな山桜 新しいロープあり 腕、足フル活用の斜面

真新しい虎ロープがあってどなたかお世話されてくださり感謝です。
秋の陽射しは木漏れ日からやさしく入り適当に風も吹き爽やか気分で上々です。
昭文社「比良山系」の地図に(急坂難路ロープあり)と標示されてます。
高度差150m程は地面を見ながらと言うか砂土の壁を登っている感じで、木の根やロープにすがり
ふくらはぎをしっかり使用しました。
ロープがあるので危険は感じませんが三点確保の状態で、スリルがありました。 

杉の巨木 あと少しの急斜面を登ると穏やかな道になる

炭焼き跡がある所ぐらいから昔の道になり穏やかな勾配の安心して歩けるようになり峠まで・・
縦走路から堂満岳に登りますが最近は積雪時の登山が多いので違う山の感じでこんなに荒れた道やったかな?
シャクナゲの花芽は殆ど見当たらず来年は期待薄のよう。
山頂からはすっきりした秋晴れの琵琶湖が見え「鮭雑炊」でランチタイム
いつの間にか太陽の下にいても丁度心地よい季節になりました。
東稜尾根を下り見晴台から先程登ってきた急峻な尾根を眺めることができます。
中央斜面をイッキ登り

ノタノホリ分岐から深谷方面に下山です。
途中から谷沿いに下り、荒れているもののテープもあって迷う事はありません。
T曰く以前は尾根を下る明るい道だたそうでウン十年前の話で、私も歩いているそうですが記憶にありません。
林道から堂満小屋跡まで100m戻り返し車のところまで歩きました。
あまりにも辺りの様子が変わっていて近場の山再発見の山行でした。

出会った人  1人
出会った鳥  聞く  ヤマガラ エナガ 
出会った花  アケボノソウ ヤマハッカ 白キク ヨメナ マツカゼソウ ミズヒキソウ アザミ(?)
         ホツツジ ツルリンドウ アキノキリンソウ
出会った獣  鹿2頭

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