野伏ヶ岳(1674.3m) 
岐阜県郡上市石徹白(いとしろ)    2007.3.27,28      T&A   快晴

野伏ヶ岳(左)  薙刀山(中央・1647m)    和田山牧場跡から


白山仲居神社7:40~和田山牧場跡9:40~山頂12:20 発13:00~神社16:10

3月27日
今年は暖冬で桜の開花が早いと思われていましたが、3月に入っての戻り寒波で足踏み状態の
開花宣言もようやく4、5日前から各地で出されるようになりました。
相変わらずスノーシューハイクにこだわり一度は訪れたいと思っていた福井県と岐阜県との県境
野伏ヶ岳に行って来ました。
我が家からは岐阜県側と福井県側どちらからも同じくらい時間がかかるので、
ドライブを兼ねて岐阜県郡上市経由で明るいうちに白山仲居神社駐車場に到着です。
駐車場は除雪してあり、手入れの行き届いたトイレもあります。
小雨降る中、今夜はギョーザ鍋で暖まり車中泊の静かな夜が更けていきます。

3月28日
前日の天気予報では晴れになっているのに目が覚めると雨音が大きく エ~どうしょう!!
8時まで雨が止まなかったら諦めましょうと車の中で拗ねていると青空が見えてきました。
パンとコーヒーの軽い朝食を済ませ、スノーシューハイクの始まりです。
三つの橋を渡り林道を行きますが、途中から全面雪道になり今年2回目のスノーシュー装着です。
長い長いうんざりする林道歩きも和田山牧場跡に立つといっぺんに気分は晴れバレ。
(途中から尾根に取り付くショートカットの道があったようです)
今日は文句なしの快晴ですが初めての山は山座同定もさっぱりわかりません。
三重県からの女性(スノーシュー)と金沢市からの山スキーの男性に出会い色々お聞きしました。
当初はダイレクト尾根の予定でしたが時間がかかりそうなので一般ルートの北東尾根コースに変更。
晴れているので周りの景色がよく見え迷わず歩けましたが、この辺りガスがかかると慎重になる所。
広い平原を横切り小休止して尾根に取り付きました。
ここからは急登の連続になりグリップ用の爪を雪面にしっかり効かせゆっくりゆっくり登りました。

頂上にて(後方は白山・別山) 風が強くヤッケを着ました

登りは帽子、軍手、シャツ1枚で汗ばんだ身体に春風が心地よく感じられましたが、春の陽射しに
サングラスは必需品です。
360度大パノラマの山頂は先程の2人とで4人の貸切です。

ここでも山座同定に始まり山談義でたのしいひと時を過ごしました。
下りはダイレクト尾根を覗くとチョット恐そうなので軟弱派の私は元のルートを行く事に。
歩き始めはスノーシュー装着でしたが下りは上手く歩けないのですぐに坪足歩行です。
時々尻セードなんぞ取り入れましてアットいう間に牧場跡に到着。楽しい楽しい下りでした。
 
堂々とした大木の樹木はいつからこの地に立っているのか威風堂々とし風雪なんかにまけないぞと。
午後になると重い雪で疲れも出てきましたが、そんな事も忘れさせる素晴らしい景色とスノーシュー・
ハイクが満喫出来、やみつきになりそうな魅力のあるコースでした。
(この冬はほとんど出番がなく「重い重い」と厭味を言われていたスノーシューも今回ようやく威力を
発揮でき「大満足」とつぶやいていました。しっかり手入れをしなくっちゃ)

帰路はR158(中部縦貫道は無料)経由で福井ICから北陸自動車道に入り滋賀の我が家に

出会った人  2人
出会った鳥  ホオジロ



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