仕切り直しの堂満岳(1057m) 
滋賀県志賀町     2006.1.18    T&A
             (堂満岳 パステル)
正面谷小屋7:20~金糞峠9:35~堂満岳頂上10:35
発11:10~12:10沢別れ 元の登山道 13:00(ロスタイム50分))~ノタノホリ~登山口14:00

正月3日に金糞峠上で敗退したので再度堂満岳に行ってきました。
先週は鼻風邪で体調悪くやっと治り少し鼻水をすすりながらの早朝出発です。
今日は無風でおまけに晴れの条件のいい日のよう。
正面谷のトイレ上部でアイゼンを装着し、キュキュと踏む音も心地よく締まった雪は快適に歩けます。
Tはスパイク付きの長靴で分厚い靴下を2枚もはいています。
青ガレも問題なく金糞峠は地面も見えていました。
峠下
やはりここは風の通り道で寒くあまり休憩も取らずゆっくりと堂満岳方向の尾根を行きました。
前回の縦走路別れからの尾根道は腰までの雪で柔らかく急斜面を登れずここで敗退でしたが、
今日は身体も沈まなく締まった雪は積雪も減っていました。
夏道に関係なく急斜面直登で雪質は凍りよく締まっているのでアイゼンの効果がありです。
アキレス腱をしっかり使いながらの登りで、Tの長靴もいい感じだそうです。
大岩に雪が付きガレ場の谷筋は冬山の迫力ある風景が見られます。
シャクナゲ林を抜け見晴らしのいい尾根に出ると比良山系を取り巻く山並みが一望です。
頂上まで最後のひと登り手前にある尾根道は昨日の麓では雨が新雪20cmくらい
になり木々には美しい霧氷が見られました。
蓬莱山
今日の琵琶湖は霞んで鈴鹿や、伊吹方面は見られませんが薄日の差す穏やかな表情をしています。
積雪はゆうに1m50cmはありそうで頂上の標識は見えませんでした。
ランチタイムでゆっくりしたいのですが1月の山は身体が冷えてきます。

      ルンルンの雪の尾根歩き            頂上にネズミ女

頂上直下は人の踏み後でボコボコになり幾筋もの足跡があって歩きやすい所を選んで慎重に下りました。
ここの下りは琵琶湖に向かって急な下りで迫力のある雪山体験ができます。
植林地のジグザグ(九十九折)の道は斜面を尻セードや直で下り雪を楽しみました。
平行道の登山道と別れ林道方向に行こうと沢を下りましたが誰も歩いていなくて、
ズボっト身体が入り雪のない時は近道で利用していましたが無理。
あきらめ元の登山道に戻りました。ア~~しんどかった。!!骨折り損のくたびれ儲け。
平行道の植林地は雪がなくなりノタノホリの池からは雪は殆どなくなりました。
冬真っ只中の山の平日は誰にも会わず静かな山行きでした。

出会った人  0人
出会った鳥  ガラ類が遠くで鳴いていましたが?

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