カクレグラ(水谷山)990.3m 

カクレグラ 990.3m   入道ヶ原三角点 789.3m
滋賀県東近江市永源寺佐目     2006.11.21  T&A   晴れ

自宅5:50~R421沿い佐目鉄塔(L165.L166)7:30~カクレグラ10:00~発10:30~入道ヶ原最高点(790m)
12:03~三角点12:05 発12:30~L162分岐13:00~佐目集落~R421駐車場14:20

自宅を早めに出発したおかげで朝のラッシュにもあわず目的地に早く着けました。
紅葉の綺麗な永源寺ダムを過ぎ佐目の集落を少し行きR421沿いの空き地に駐車です。
今日は暑くもなく寒くもなく絶好の登山日和です。
中部電力の黄色標示(L165.L166)がある岩ガレの所を直登し、分岐をL166方面に行きます。
美林の植林斜面はつづら折りで歩き初めには負担がなく快調に高度を稼ぎ、R166の鉄塔で一息入れました。
目の前の紅葉に彩られた日本コバの谷あいからガスが湧き遠く霊仙岳らしき山も見える風景は一幅の絵です。

共同アンテナを過ぎ水呑ヶ岳の巻き道を行きカクレグラとの鞍部にでました。
この辺りの植林は手入れされている所とそうでない所とはっきりしています。
日当たりを良くする為か大きなミズナラ等の幹の樹皮を10cm位剥がして枯死させているのが目に付きます。
山頂へ続く尾根は急登でアキレス腱をしっかり伸ばしスットックもフル活用です。
展望地からは銚子ヶ口方面が見え鈴鹿の深層部らしい雰囲気になってきました。
秋の日和は優しく、すっかり葉を落とした二次林の林は穏やかな表情で迎えてくれました。
石灰岩の岩場を過ぎ鈴鹿らしい広い尾根になり好きな所を歩いていると山頂に・・・

雨乞岳からタイジョウ、イブネ、銚子ヶ口と佐目子谷を取り巻く山並を眺めていると、以前にイブネから大峠を下り
途中で道が判らなくなり、とっぷりと日が暮れた頃に佐目子谷入り口にたどり着いた事が思い出されました。
山頂で地図と磁石で方向を確認して出発です。
すぐの左へ行く尾根がタイジョウ方面かな?と言いながら下っていると緩やかな尾根のはずが突然急な斜面!!
地図を見直し来た方向をよく見ると、植林の尾根が見え間違いに気がつき登り直しです。
ロスタイム10分かな・・
テープ多しとある本には出ていましたが、判りやすい道には沢山あり、分岐等の肝心な所にはテープ、標示が
殆どない鈴鹿らしいワナにはまり、またまた地図読みの勉強になりました。
テープや標識に頼らない山歩きのために誰かが外しているのかな?
後は広めの穏やかな楽な尾根で左にフジキリ谷、右に佐目北尾根(登ってきた所)がはっきり判ります。
赤松林になると晩生の松茸は出ていないかな~ナンテ目を凝らして見るものの・・ヤッパ ナイ。
L162の分岐を入道ヶ原方面に行きヤセ尾根30分の分岐を右最高点790mに行きました。
しかし単なる通過点の藪の中なので戻り、三角点のある所に行きました。

山名から想像してツルッパゲのガレ場か笹原で展望も良いのではと思いきや雑木の藪の中で展望はなし。
ここでいなり寿司と散らしの豪華弁当(昨夜の残り物)と熱いお茶でランチタイムです。
マイナーな山だけど三等三角点がある立派な山です、が、何故入道ヶ原なのでしょう。
元の分岐に下る時90度折れる所で直進し又又道が判らなくなりアレレ~と言いながら元に登り返しました。
登りの時90度曲がりの所に古いテープがあったので間違わないと思ってましたが、これも鈴鹿の醍醐味?。
分岐の鉄塔L162の所を忠実に下り谷を何回か渡り若宮八幡のある佐目の集落に出ました。
山から水を引いている管が痛んでいるので修理に来られた村人いわく
杉は一本¥100位で麓に降ろして¥1000位では手入れがままならず山が荒れてきたとの事。ヒノキは別です。
今が見頃のもみじの名所永源寺付近は平日なのに車と人で一杯でした。
水が殆どない永源寺ダム湖

出会った人  0人
出会った鳥  ホオジロ 山鳥 ♀

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