タイジョウ(1061m) 
滋賀県東近江市永源寺   2006.11.7   T&A   時雨から晴れ

甲津畑 鳴野橋7:50~桜地蔵8:40~谷出会い8:50~タイジョウ山頂10:40~杉峠の頭12:00
発12:30~桜地蔵14:15~鳴野橋15:00

「鈴鹿源流」著者山人舎さんの本を読み以前から憧れていた山域で、「山と高原」には載っていない
地図と磁石だけが頼りの私達には難しそうな所です。
比良から鈴鹿は遠く又季節限定の(ヒル生息地)為、久しく遠のいていましたが久しぶりの訪問です。
フジキリ谷の紅葉が見頃ではと思って家を出たものの途中時雨たり強風が吹き、
空は暗く嫌な気分ですが取りあえず現地まで行きましょうと鳴野橋に駐車です。
岩ヶ谷林道の桜地蔵様に登山の無事を祈り、鉄橋を渡り最初の谷の右岸を登ります。

谷に付かず離れず植林帯を登り炭焼き跡から左岸に渡り適当に行くと、
この辺りの尾根に取り付けばいいのではと思い木に掴まりながら高度をあげます。
最初のピークで一息いれると目の前に古い赤いテープが見え地図で確忍しヤレヤレ間違いない。
しかし今日の天気は木枯らしの吹きまくりで落ち葉が谷から舞い上がり身体にビシバシと当り痛い程です。。
こんなの初めての経験で、しばし歩きを中断し烈風が去るのを待ち足元も踏ん張り木に掴まったりしました。
アップダウンを繰り返し途中小さい池がありこの辺りの紅葉が綺麗です。
待望の山頂はプレートがあるのみのシンプルな所ですが、大福餅と甘い紅茶で大満足です。
 
頂上プレートから南へ10mぐらい進み左の尾根を行きます。
雨乞岳が近くに見えここからは右に見ながら1084mのピークまでは稜線尾根歩きになります。
馬の背というかヤセ尾根のガレ場は今日の風で地面に這いつくばったり身体を低くし、慎重に歩きました。
フジキリ谷には落ちたくないし佐目子の谷はモット困るしなんて言いながら足元確認を怠らないよう・・・。
シャクナゲの群落をすぎるとすっかり葉を落とした山容は晩秋の佇まいで広い尾根になりました。
  
杉峠→の3つの標示があるところを過ぎると杉峠の頭(1121m)です。
少し下がった所で御在所岳、鎌ヶ岳、雨乞岳と鈴鹿中部の山峰を眺めるには絶好の所でランチタイムです。
相変わらず風は吹いてますが木の繁っている所で久しぶりの雑炊は暖かく、山の季節は冬に近づいてます。
  
杉峠からフジキリ谷の紅葉を楽しみながら千種街道を登山口まで。
今回は充実した山行で鈴鹿山域はまだまだ私には未知数の所がいっぱいで楽しみが増えました。

今日は北海道の佐呂間で竜巻が発生し日本中強風吹きまくりの最悪の天気でした。

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