比良の滝めぐり 
高島市黒谷         2006.8.22      T&A

高島市黒谷7:45~オガサカ道分岐(ランチタイム)~北比良峠12:00~神爾の滝~イン谷口14:00

今年の残暑は厳しく家に居ても暑いので気分を替え、「清流で流しそうめんを」がテーマの山行でした。
が、竹が無かったのでとりあえず「清流で冷やそうめん」を楽しみにいく事に。
JR高島駅始発7:27分畑行きのバスは私達2人と京都からの釣り人一人です。
釣り人いわく今年はマムシとアブが多いので気をつける様にとの事。
木陰を歩くとはいっても風も無く大粒の汗が吹きだし、滝入口の水辺に着いた時は思わず顔を洗いました。
さてここからは滝巡りになり魚留め、障子(ルート変更になっていた)、唐戸、大擂鉢、小擂鉢、
屏風ヶ淵、貴船の滝と慎重かつ緊張をしながらゆっくり登ります。
滝の飛沫がかかる岩肌にイワタバコの紫の可愛い花が咲き心和みます。
  
日照り続きの時期でも比良山系は水量が多く、それだけ迫力もあり素晴らしい滝が続きます。
この水が関西の水がめと言われる琵琶湖に流れこむのです。
七編返しの滝を過ぎ沢との別れになる所で早めのランチタイムです。
木陰の下、朝に湯がいたソーメンと朝取りの我が家の茗荷で美味しく頂きました。
身体が塩分不足なのかダシまで飲み干し気分的にシャキとしたよう。

緊張の無くなったオガサカ道は心地よく少し風も出てきました。
廃業した比良ロッジに着くと建物を壊している作業の最中でユンボが活躍していました。
もったいないような・・寂しいような・・いろいろなことが思い出され複雑な気持ちです。
  
北比良峠にはススキの穂がゆれ秋の気配がしています。
砂礫の中にあるクサリはまだまだ使用可能で、ゆっくり足元確認しながら下りました。
滝巡りの最後は神爾の滝です。
登山道から少し離れているのでゆっくり見る事もなかったけど今回はマイナスイオンを
たっぷり浴び身も心もリフレッシュ(チョッと古いかな)できました。
汗をたっぷりかき火照った身体が鎮まり滝に向かっていると修験の心境??。

以前は右岸に道があり、そのコースを下るつもりでしたが今は道が判らないので
元の登山道に戻りイン谷登山口に着きました。
朝に登山口に置いておいた車で帰りました。
(近場の利で朝に自転車を積んで登山口に行き車を置いて自転車で家に戻りました)
3分位で我が家に着くと早速Tはビール、私はシャワーと人心地つきました。
低山はまだまだ暑いので体力消耗も激しく暑さに弱い私はきつい山行きでした。

出会った人  一人
出会った鳥  カワガラス キセキレイ エナガ
出会った花  イワタバコ ヤマジノホトトギス フジバカマ マツカゼソウ ヒヨドリソウ

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