加賀甲山(1312m)大日山(1368m)・小大日山1192m) 
石川県山中温泉真砂      2006.6.12    T&A   曇り時々晴れ

自宅5:15~真砂登山口8:30 発8:40~大日小屋11:15  発11;50~
大日山12:20  発12:50~カタクリ小屋13:30~大日山14:20~小大日山15:15~
徳助の頭(1053m)15:45~真砂登山口16:50

以前、加賀甲山(かぶとやま)の名前に惹かれ一度訪れたいと思い九谷ダムの所まで来ましたが、
真砂林道が前面通行止めになっていて急遽近くの富士写ヶ岳に登った事がありました。
今回はネットで調べ残雪もなく通行もできるようなので地図を持参して行きました。
R364の大内峠を越え左・山中温泉、右・県民の森を右に行き大聖寺川に沿って
九谷ダムを過ぎ左・県民の森、右・真砂を真砂林道を行きます。
15分くらいで最後はダートな道ですが平成10年に離村した真砂に着きました。
離村された村民のつぶやきの立看板は何故か心に迫るものがあり切なくなります。

身支度をしている間中虫がまとわりつき私は虫除けマットを装着です。
池洞登山口は橋を渡り少し行った所に標識があり、看板に(カ)抜きのブト山とあって納得。
いきなり激登りから始まり6月の山は暑く汗がポタポタと落ち、潤いが去っていくなんて思いながら登
りました。
平行気味や急な登りの繰り返しになり視界が明るくなると山頂近しです。
笹道にマムシ1匹、山小屋窓に青大将1匹、入口ドア上に特大の青大将1匹達の歓迎を受けました。
     
小屋のドアを開けるときは中に何匹も蛇がいるのではとドキドキもんで思わずノックしてドアを開けました。
なんと!避難小屋の中は整理され快適な空間があり、山中山岳会の方達がお世話されています。感謝!!
火照った身体を沈め一息いれおにぎりタイムです。
小屋が甲山山頂ですが標識は見つからず、目の前にはこれから行く大日山稜線尾根が見え谷間
には残雪がまだまだありました。
2箇所鞍部になっている所は残雪があって、春先の花が咲き季節が行きつ戻りつの景色を楽しみました。
特に清楚なサンカヨウの白い花は好きです。
今回の山行きは大日山山頂から白山を眺めるがテーマでしたが今日は残念、何も見えません。
   
Tはここで磁石と地図を確かめてから私達はしっかりした登山道を行きますが、先程Tが
なだらかな尾根を下ると説明していたのに急勾配の下りで、なんだか変!!
カタクリの群落やブナの原生林に気をとられ、やはり違う・何かがおかしいと思いながら歩く事40分。
カタクリ小屋に到着。やっぱり尾根ひとつ間違っていたことが判り脱力、戻る事50分。
二人とも無口になり黙々と歩き再び山頂に。
自己責任とはいえ山頂には色々の山頂標識はあれど方向標示はなし。もちろんテープもなし
気を取り直し少し行くと徳助の頭方面の標示が足元にありました。
山頂に一度の山行で2度立てたのは、これまた行きつ戻りつつの歩きになり我が人生に同じ
と変に納得。
ここからは少々藪山風になり、やせ尾根歩きで小大日山から徳助の頭の稜線尾根を歩きました。
左 大日山 右 加賀甲山
徳助の頭からは激下りが待っていますが、足元はフカフカの腐葉土たっぷりの道なので膝にあまり
負担はかかりませんでした。
麓近くにササユリが迎えてくれメデタシメデタシの思い出一杯の山行になりました。
看板には徳助新道は神社を抜けていく事になっていますが、私達が下山したコースからは判りま
せんでした。


出会った人  0人
出会った花  タニウツギ ウツギ ユキザサ チゴユリ ミツバツツジ ツクバネソウ ツボスミレ カタクリ
         ショウジョウバカマ キクザキイチゲ サンカヨウ マイズルソウ  ギンリョウソウ ササユリ
         サラサドウダン コケイラン  コアジサイ タムシバ ミヤマシキミ ホオの花 オオカメノキ
         イワウチワ 
出会った鳥  ホトトギス クロツグミ ウグイス ヤマガラ クロジ コルリ マミジロ

              HOMEへ


inserted by FC2 system