江若県境尾根大谷山辺り(滋賀県・福井県) 
滋賀県高島市マキノ町       2006.5.22   T&A

マキノピックランド8:20~石庭登山口8:45~稜線尾根11:15~栗柄。河内谷林道12:00
発12:50~稜線尾根13:30~マキノピックランド15:50

県境シリーズ続編はマキノ町石庭から登り出来れば大御影山まで行けるかなと思い歩き出しました。
登山口は獣除けネットが張り巡らされているのですこし先の電柵を外し元に戻し山に入りました。
藤やタニウツギの初夏の花が咲き、新緑も深みを増して木漏れ日が差し込んだ
切り通しの登りやすい優しい道は快適です。
H550m位からオオイワカガミが咲き朝日に照らされ辺り一面薄ピンクの花 花!!

登るにつれ群落は素晴らしくただただ驚く程咲き乱れ斜面を埋め尽くし言葉を失うくらいです。
一旦谷に下り杉の倒木が多くこの辺り歩きにくいが斜面を適当に下ると、
複雑に入り込んでいる雪融けの水を集めた百瀬川原流です。
百瀬川源頭出合はまだ残雪があって前回来た時積雪の為迷いそうになりましたが、
今回は問題なく右斜面に取り付きました。                              

             春に目覚め雪を持ち上げた杉                   百瀬川源頭

新緑のブナ林は明るく足元はオオイワカガミが咲き低木になる頃オオタチツボスミレの群落になります。
稜線尾根に出ると右の大谷山に行かず左の新庄方面に行きました。
道はしっかりした踏み跡で迷う事無く歩け福井県美浜町側も明るいブナ林になります。
目的は県境コースなので最後の急な下りは右に行かず左の杉木立の中を行きました。
最近整備されたのか県境石標に赤いペンキが塗ってあったり、藪も刈ってあったりと100mの超激下り
に耐えると明るい林道です。
帰りここを登り返すのはどうしょう~と考えてしまうほどいやな道。
林道を歩くと車2台止まっていて辺りをみると立派な登山口標示がありました。
時間も12時なので今日はここまでと決め木陰でランチタイム。
次の目標の大御影山に取り付く尾根を地図を片手に捜し、何とか確認できました。
まだこの辺で遊べるナア。。。と懲りないT&Aの会話です。

            ジョーズな木           美浜町側の道を行く

林道からのルートは明るいブナ林を登り、5月の風と美味しい空気をいっぱい吸い登り切ると後は快適
な下りが待っている。はず
のつもりがH450m辺りに分岐と書いた紫のプレートが気になり地図と相談して行く事にし少し歩くと、
最初から倒木で廃道風ですがよく見ると昔の道らしき所になりピンクのテープもあったので
このコースを下る事にしました。
ここは整備されたら快適コースで楽しめると思いますが、何しろ倒木や道が広くなっていたり
崩れてたりと慎重に歩を進め最後は谷に出て沢沿いに行くとダムに出ました。
御堂川(みどろがわ)のダムは狭い階段を登り又下り慎重に行動してアスファルト道に出ました。
田に水が入り日本の田舎の原風景を残した優しい道を足を引きずりながらピックランドまで。

出会った人  9人
出会った鳥  ジュイチ アオゲラ コゲラ ヒヨドリ シジュウガラ クロツグミ ホトトギス
         ホウジロ キビタキ ウグイス カラス
出会った花  オオイワカガミ イカリソウ イワウチワ(トクワカソウ) オオバキスミレ タニキキョウ
         フジ タニウツギ ミヤマカタバミ テンナンショウ  チゴユリ ガマズミ キランソウ
         オオタチツボスミレ タチツボスミレ ツボスミレ マキノスミレ ニシキゴロモ 

                    HOMEへ

inserted by FC2 system